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La Gerla

早々に訪問したモンタルチーノ。
今週入荷のこの造り手に会うために、再訪したのは12月でした。

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LA GERLA
ラ・ジェルラ
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Montalcino terra di vino (モンタルチーノ、ワインの大地)
モンタルチーノという響きから連想されるようにこの街は、14世紀の要塞に囲まれた丘の上にある。そこは、樹齢100年以上のオリーブや見渡す限りのワイン畑に覆われている。
モンタルチーノは、唯一無二の美しさをもった小さな街。糸杉、空色のローズマリー、緑色の丘はゆるやかな起伏を持ち、どこまでも続く。
トスカーナにとってモンタルチーノとは、美術やロレンツォ・デ・メディチなど重要な人物に恵まれた街であり、人間と自然とが調和して暮らしてきた本物の街であり、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノに代表される最上質のワインが生まれた土地でもある。

16世紀の書物には、体と心を温めてくれる朱色のワインのことが記されている。
その3世紀後、ガリバルディらによってブルネッロが再発見されたときも、まさに同じ驚きを与えたようだ。
有名な作家のマリオ・ソルダーティも強烈な印象を残す朱色のネクターについて、“ブルネッロは、世界のエリートワインに値する”とコメントしている。もし彼がまだ生きていたら“ブルネッロは、いまや世界一のワインだ!”と言うに違いないが・・・。

ブルネッロは、エリザベス女王、トニー・ブレア、ビル・クリントン、ケビン・コスナー、ルチアーノ・パヴァロッティなど世界の要人にも愛されている。

ブルネッロは現在、年間1億ユーロもの取引を生みだしている。1ヘクタールのブルネッロの葡萄は、30~40万ユーロの価値があると見なされている。ミラノのボッコーニ大学の研究によると、ブルネッロというトレードマーク自体に2億5千万ユーロもの価値があるとのこと。
ブルネッロという名前は、モンタルチーノを横切る小川から取られている。いったい誰が、この名前が世界のトップワインの名になると想像できただろうか?
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Piccolo cru nel cuore di Montalcino (モンタルチーノの心臓部に位置する小さなクリュ)
ラ・ジェルラは、モンタルチーノの丘がゆるやかに平地に向かう斜面を所有しており、標高は320m。小さなワイナリーとしてスタートし、着々と実績も評価も残してきた。
生粋の田舎の紳士であり、実質的なモンタルチーノ ネイティブのセルジオ・ロッシがビオンディ・サンティ・ファミリーからワイナリーを買い取り、環境保全にも意識しつつ完全な改修を行い、指揮をとっている。
彼は、1978年にラ・ジェルラを創り、今日11.5ヘクタールを所有するワイナリーに育てた。この蔵は、十分な広さのセラーや技術の粋を集めた機械も所有しているが、ワインをオリジナルなものにする人間の温かみと情熱を失ったことは一度もない。

ラ・ジェルラのブルネッロを1杯味わえば、野生の力強さを持った葡萄の華やかなブーケとともに、ワイン造りでの気配りや愛情を感じていただけるだろう。

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La tecnologia al servizio dell’uomo (人間に寄り添う技術)
モンタルチーノのサンジョベーゼは、伝統的なT字型の仕立てで育てられている。2つだけ芽を残して剪定することで、ヘクタール当たりの収量を限定し、最上質の葡萄を育てている。施肥と典型的な病気の予防は、環境にやさしい自然素材を用いて行われる。
収穫は全て手摘みで行われ、醸造は、温度管理やデレスタージュも可能なステンレス・スティール・タンクを用いる。ボトリングは、安全で無菌状態のスペースで行い、重力を用いてビン詰め作業を行うことでワインにストレスを加えない。この仕上げのタッチもラ・ジェルラの偉大なワインを生みだすポイントといえる。


VINI
モンタルチーノの良質の土壌、長年の伝統、そして最先端の技術がラ・ジェルラの上質のワインを構成する3つの主要素となる。ラ・ジェルラは、人間の手が行き届くサイズのワイナリーであり、オーナーのセルジオ・ロッシが育て上げたトスカーナの中心部に輝く小さなクリュである。
十分な広さのワインセラー、ストックセラー、ボトリングルーム、そして最上の設備。
11ヘクタールの葡萄畑は全てブルネッロ・ディ・モンタルチーノ用の畑であり、一部は、ロッソ・ディ・モンタルチーノとBIRBA(ビルバ)に格下げされる。
モンタルチーノの独特の土壌、環境と伝統により、世界で一番のワインが生み出される。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ:すべてのワインの中のエリート。
ロッソ・ディ・モンタルチーノ:特にいきいきとしていて、フルーティ。
ビルバ:バリック熟成。クラシックなタスカンワイン。
これらのワインの他にラ・ジェルラは、評価の高いグラッパ・ディ・ブルネッロ、そして力強く、土地の特徴を表現し、美味を追求したオリーヴ・オイルを造りだしている。

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Rosso di Montalcino
ロッソ・ディ・モンタルチーノ
畑:270-320m、斜面
葡萄:サンジョベーゼ・グロッソ
仕立て:コルドン・スペロナート
平均樹齢:20年
剪定:各葡萄樹に2,3房のみ残し、収量を下げ、最上質の葡萄を得る
収穫および選果:手作業
醸造:葡萄をやさしくプレスし30℃で発酵、ラッキングは年に2回
ビン詰め:無菌状態でゆっくりと重力を用い行う
熟成:22ヶ月スラヴォニアン・オーク、4か月ビン熟成
年間生産量:3万本

色あい:深いルビー色
香り:上品で繊細、フルーティ、芳香
味わい:滑らかで柔らかく、調和がとれている
組み合わせ:パスタ、ロースト肉、グリル肉
提供温度:16-18℃


Brunello di Montalcino
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ
畑:270-320m、斜面
葡萄:サンジョベーゼ・グロッソ
仕立て:コルドン・スペロナート
平均樹齢:25年
剪定:各葡萄樹に2,3房のみ残し、収量を下げ、最上質の葡萄を得る
収穫および選果:手作業
醸造:葡萄をやさしくプレスし30℃で発酵、15日間のマセラシオン、ラッキングは年に2回
ビン詰め:無菌状態でゆっくりと重力を用い行う
熟成:4年間樽熟成、内3年は50-100hlのスラヴォニアン・オーク樽熟成、8か月ビン熟成
年間生産量:3万本

色あい:深いルビー色、ふちはガーネット
香り:Ethereal(霊妙、この世のものと思えない)、甘いスミレとアヤメの香りが溶け合う、森の中に育つ葡萄を想わせる
味わい:ドライ、温かみ、調和、滑らかで柔らか、骨格・性格とも芯がしっかりしている
組み合わせ:赤身の肉、特に狩猟肉
提供:少なくとも1日の間ボトルを立てておき、1時間前に栓を抜き、デキャンタに入れ提供


Brunello di Montalcino “Vigna gli Angeli”
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ “ヴィーニャ・リ・アンジェリ”
畑:270-320m、斜面
葡萄:サンジョベーゼ・グロッソ
仕立て:コルドン・スペロナート
平均樹齢:25年
剪定:各葡萄樹に2,3房のみ残し、収量を下げ、最上質の葡萄を得る(5000kg/hl)
収穫および選果:手作業
醸造:葡萄をやさしくプレスし30℃で発酵、15日間のマセラシオン、ラッキングは年に2回
ビン詰め:無菌状態でゆっくりと重力を用い行う
熟成:4年間樽熟成、内3年は50-100hlのスラヴォニアン・オーク樽熟成、6か月ビン熟成
年間生産量:5700本

色あい:深いルビー色、ふちはガーネット
香り:Ethereal(霊妙、この世のものと思えない)、甘いスミレとアヤメの香りが溶け合う、森の中に育つ葡萄を想わせる
味わい:ドライ、温かみ、調和、滑らかで柔らか、骨格・性格とも芯がしっかりしている
組み合わせ:赤身の肉、特に狩猟肉
提供:少なくとも1日の間ボトルを立てておき、2時間前に栓を抜き、デキャンタに入れ提供


Olio extravergine di oliva
オーリオ・エクストラヴェルジネ・ディ・オリーヴァ
畑:カナリッチオ、カステルヌオーヴォ・デル・アバーテ
標高:300m
品種:トスカーナ地域特有の品種:フラントイオ(コレッジオーロ)、レッチノ、モライオーロ、オリヴァストロ
酸度:0.5%以下
色合い:深い緑色
プレス:オイル特有のアロマと風味を完全に表現するためにコールド・プレスを採用
組み合わせ:調理中ではなく、仕上がったお皿にかけることをお勧めする

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http://www.lagerlamontalcino.com
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by w-inc | 2010-05-23 23:32 | Vino
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