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W 「vin & vino, wines of the world, with you!」

Domaine Pierre André

ドメーヌ・ピエール・アンドレ

●産地:ローヌ地方 クルテゾン村

LE DOMAINE
南ローヌ地方、オランジュからアヴィニヨンの間にある、クルテゾン村でシャトーヌフ・デュ・パプを生産する家族経営のドメーヌです。
砂利質(珪岩)、粘土質、砂質、石灰岩質などの多種多様な地質が見られ、ブドウ畑に好条件な土壌です。温暖な気温と、"fameux mistral"(ミストラル)と呼ばれる南ローヌ特有の地中海に向かって吹き付ける強い北西風の影響をうけ、非常に乾燥した気候で降水量も少なく、かつ直射日光が十分にあたるという気候条件の元、栽培をしています。所有する18ha のうち、16haがシャトーヌフ・デュ・パプの畑です。

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LES VIGNES
植えられているブドウの木の樹齢も古いものが多く、130年以上の樹齢の木もあります。
平均すると樹齢70年ほどです。
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【Rouge】       
GRE NACHE  80 %
SYRAH  10 %      
MOURVEDRE   8 %

残り2%が、下記品種です。
CINCAULT
MUSCARDIN
COUNOISE
PICPOUL
VACCARESE

【Blanc】
CLAIRETTE  40 %    
BOURBOULENC  30 %
ROUSSANE  20 %
GRENACHE  10 %         

1ヘクタールあたり約3500本という植密度でブドウを植えています。

1980年からビオロジック栽培を開始しました。
ブドウ畑に細心の注意を図り、1年を通じ自然のバランスを尊重しながら仕事を進めています。土壌での仕事は、機械での作業と手作業を併せて行い、できる限りブドウの収量を抑えます。また、化学肥料は使用せず、最低限のボルドー液の散布に留めています。

1992年からは本格的にビオディナミでの栽培を開始しました。
自然と造り出すワインとのより一層調和のとれた栽培を目指すべく、このビオディナミ農法を取り入れることにしました。


VINIFICATION
収穫はすべて手摘みで行います。
赤ワインは伝統的なつくり方で仕込んで行きます。収穫されたブドウは除梗せずにタンクへ移し4~5週間ほど発酵させます。タンクと樽を併用して18~20ヶ月熟成させます。フィルターにはかけず、自然有機卵の白身を使って清澄させます。
白ワインは、プレスされた果汁を軽く澱引きをし、19~20℃で発酵させます。軽く清澄し、フィルターにはかけません。

瓶詰めされたワインは熟成用のカーヴに移動へさせます。自然素材を使用したカーヴに改装されたばかりです。

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L’ART DE LES SERVIR
バランスが取れていてエレガント、味わい豊かで膨らみを感じる・・・。そして、テロワールとヴィンテージの特徴がはっきりと表れる、そんなワインをお届けしようとしています。

シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュは3年目のヴィンテージから販売を開始します。5年から10年目で飲みごろを迎えます。15年以上の熟成にも耐えられるワインです。
白ワインは、一般的に3年目まではフレッシュな味わいが広がり、8年から10年目になるとより柔らかく、はちみつを想わせる風味を感じるようになります。

『ワインの本来の味わいを楽しんでいただくために・・・』
赤ワイン:4時間前に抜栓しキャラフェもしくは、デキャンタをし、およそ16℃~17℃でサーヴィスしてください。
肉料理全般、ジビエ、チーズなどに抜群の相性をみせます。

白ワイン:12℃位の温度で冷やし過ぎないことです。
食前酒として、また、白身の肉料理(ソースをかけたもの)、魚料理などとの相性が良いです。

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# by w-inc | 2012-05-28 15:23 | Vin

Château la Colombière

シャトー・ラ・コロンビエール

●産地:南西地方 フロントン

フランス南西部、オート・ガロンヌ県、トゥールーズの北東28㎞ フロントンに位置する、フィリップ&ディアンヌ・コーヴァンの夫婦が運営するドメーヌです。ドメーヌが所有するブドウ畑(17ha)は、15世紀から存在しています。時代の流れによってブドウ栽培に対する考え方が変化する中、2005年からコーヴァン夫妻によりドメーヌは引き継がれました。

変化に対応するため必要とされてきたことがありました。これまでの観念にとらわれず新たな視点で物事をとらえること、ブドウ畑での仕事を重要視すること、謙虚に物事をとらえ自然を尊敬すること、ワイン造りへの熱意などです。
より良い品質のワイン造りのため厳格なビオディナミ農法を取り入れています。それはテロワールと品種の特徴を最大限に引き出すための重要な要素だと考えているからです。

ワインを‘造る’ことはしたくないと考えています。テロワールや品種の特徴を可能な限り自然に表現するための手助けをしたいのです。自然のサイクルの中でバランスのとれた味わい豊かなワインに仕上がるよう最大の注意を払います。
私たちのワインの主要品種である『ネグレット』は他にはない、特徴的な味わいをワインに与えます。

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〝 Vin 〟
Fronton - Reserve 2009

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認証としては、ビオロジック認証。2007年からエコセールに認められています。2006年よりビオディナミ農法での取り組みを開始したことで土壌が活性化しテロワールと品種の特徴が顕著にワインに現れるようになりました。

【品種・土壌】
品種:ネグレット、シラー、カベルネ
ネグレットは数カ所の区画から収穫されます。樹齢は平均して25年位です。土壌のほとんどが粘土砂質で香り豊かなブドウが育ちやすい特徴です。自然に生えた草はそのままの状態にし、適度な湿度を保ちます。収穫量は平均40hl/ha、短めに剪定したコルドン・ロワイエ仕立てと、長めに剪定したギュイヨ・サンプル仕立ての両方を採用しています。

【醸造】
重力を利用した浸漬の後、温度管理されたタンクにて発酵させます。ブドウは軽く傷をつけ果汁を染み出させますが強い力でプレスすることはしません。その後軽くピジャージュを行います。自然酵母を使い、補酸・補糖はしません。コンクリートタンクで18ヶ月間熟成したのち、フィルターをかけずに瓶詰めします。

【特徴・味わい】
ネグレットから独特の味わいや果実味の豊かさを引き出し、カベルネからしっかりとした骨格とフレッシュさを加えています。16~18℃位でサーヴィスしてください。2009年は他のヴィンテージと違いとても軽やかに仕上がり、最高のバランスを保っています。強いタンニンもなく、料理を邪魔することはありません。カシス、ブラックベリーのような色の濃いフルーツの香りとスパイスの風味が広がります。
# by w-inc | 2012-05-28 15:22 | Vin

Delphine Roibet

デルフィーヌ・ロワベ

●産地:ラングドック地方、リムー

リムーの西に位置するマルラ村周辺に畑があります。表面部分は粘土石灰質、地下部分は石灰土壌で構成されています。気候は、温かく乾燥した地中海性気候の影響と湿度の高い海洋性気候の両方の特徴を備えています。

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畑は、1990年代後半から有機栽培が行われており、ビオディナミ農法で耕された畑としても知られていました。私もこの畑で手伝いをしていたのですが、2010年から自分自身でのワイン造りをするために3haを手入れすることになりました。現在も同じく有機栽培を続け、ボルドー液などの散布量を可能な限り減らし、イラクサ、トクサなどの植物を煎じたものを散布しています。土の表面や深層部の生物の連鎖を尊重しながらの畑作業です。自然に存在する生命を尊重する農法によって、テロワールの特徴を引き出し、風味豊かで、フレッシュ、長い熟成に耐えうるワインを生み出そうとしています。

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健全な畑から生みだされたブドウを使うことで、自然とSO2を加えず(唯一ほんの少しだけ添加するとしたら発酵時のみです。)自然酵母での醸造へと向かってきました。収穫はすべて手摘みで行い、その後ゆっくりと低圧力でプレスにかけます。

カーヴは、Pierre Rousse、Sylvain Sauxと共に3人で使用しています。
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(左: デルフィーヌ・ロワベ、右: ピエール・ルス)


〝 Vins 〟
【Roquevergue(2010)】:ロックヴェルグ
樹齢およそ35年のシュナン・ブラン。9月初旬に完熟した葡萄を収穫しました。このワインは柔らかな甘味とフレッシュな酸味のコントラストを微発泡とともに楽しめます。もしかしたら瓶内で酵母が糖分を少し食べるかも知れません。その場合、ほんの少し甘味が減り、ほんの少しガスを多めに感じるでしょうが、豊かな風味は変わりません。それは、生きているワインの証です!

【Bastides (2010)】:バスティード 
樹齢90年を超えるカリニャン。
葡萄は、2010年10月に収穫しました。(足でやさしく破砕した後)12日間のマセラシオンを行い、その後、プレスにかけます。

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# by w-inc | 2012-05-28 15:21 | Vin

Sylvain Saux (Pechigo)

シルヴァン・ソー (ペシゴ)

●産地:ラングドック地方、リムー

リムーの西に位置するマルラ村周辺に所有する畑があります。家族から受け継いだ畑を1990年代後半からビオディナミ農法で耕していたシルヴァン・ソー。彼は、ワインが自然の恩恵を受けて素晴らしいものに仕上がるよう、直感で物事を感じ、そして多くの時間をワイン造りに費やしてきました。

現在、シルヴァン・ソーは、ワイン造りから手を引き、畑は、彼の元で一緒に働いていたデルフィーヌ・ロワベ と ピエール・ルスが受け継いでいます。今回オファーをもらった、2つのワインは、デルフィーヌが受け継いだ畑のものです。


〝 Vins 〟
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Pechigo Blanc 2008
土壌:粘土石灰質
品種:モーザック 45%、シャルドネ35%、シュナン・ブラン20%
ビオディナミ農法
収穫量:25hl/ ha
醸造:発酵、熟成ともタンクを使用
瓶詰め:2010年8月
酸化防止剤を使用せず、フィルターもかけません。

Pechigo Rouge 2008
土壌:粘土石灰質
品種:カリニャン(樹齢90年ほど)
ビオディナミ農法
収穫量:20hl/ ha
醸造:発酵、熟成ともタンクを使用
瓶詰め:2009年12月
酸化防止剤を使用せず、フィルターもかけません。
# by w-inc | 2012-05-28 15:20 | Vin

かなめの会、再び!

*無事終了しました。ご参加のみなさん、かなめさん、ありがとうございました!僕自身、皆さんの反応を感じたり、組み合わせを試してみたりと良い刺激になりました。次回は、構想を温めてきた、冬の地鶏コースで勝負したいと思います。

告知です。
昨年、好評いただきました かなめ×W の会を1ヶ月後に開きます!

日時 5月21日(月)19時半~22時半くらい
場所 焼鳥かなめ
会費 6500円
募集人数 12名

今回のテーマは、『肉×ワイン』。

食材は、
合鴨(むね肉、もも肉)
東京しゃも(むね肉、もも肉) つくね でもお出しします。
大山とり(レバー)
馬肉(ハラミ)
豚(モツ) 塩豚サラダも。
ということで肉祭りです。普段のメニューにない、鳥以外のお肉も楽しみです。
(食材は、仕入れ状況により変更する場合があります。)

ワインは、
微々発泡、白、琥珀
1、ピニョレット フリッツァンテ 2010
2、オシェール アルテンガルテン 2009
3、カルディナーリ ソラータ 2010

4、カルディナーリ ニッキオ2009
5、ブルーノ・アリオン ガメイ 2010
6、レミ・プジョル ルトンフェトゥー・ルージュ 2009
甘口、食後酒
7、マルコ・サーラ ムッフェ・ディ・ヴェルドゥッツ・ダル・ヌッフ 2009
8、ジュゼッペ・ジョルダーノ リモンチェッロ (凍らせて)
の予定。乞うご期待!です。

お申し込みは、
W 若槻 
e-mail : waka1975@gmail.com
twitter : @gypsywaka

焼鳥かなめ 店主 増淵さん
e-mail: yaki-tori.kaname@ezweb.ne.jp
twitter : @buchi_rosso

のどちらかへ メール、DMで 
・お名前
・連絡先(ケータイ)
・お申し込み人数
をお知らせください。

お申し込みいただきましたら、必ず返信しますので、
返信がない場合は、若槻 090−6006−8725 までご連絡ください。
どうぞよろしくお願いします!
# by w-inc | 2012-04-23 18:10 | イベントなど