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リエッシュ家からの招待状

Jean-Pierreが収穫風景などの写真を送ってくれたので、ちょっと紹介。
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この最後の写真ピースフルでお気に入りです。
まだまだ素敵な写真があるので、こちらのリンクから飛んで、スライドショー(左のボタン)をポチっと押してお楽しみください。
2度の訪問から1年、そろそろ行きたくなってきたー!
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by w-inc | 2010-11-22 13:42 | Vin

TERENZUOLA

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 テレンツォーラは、現在のトスカーナ州北部とリグーリア州南部の間、アペニン山脈、アプアーノ・アルプス地方とリグーリア沿岸に囲まれたかつてルニジャーナ州と呼ばれたところに位置します。この名前は紀元前のローマ時代の古い港町、「ルーニ」から来たものと伝えられ、ローマ時代の遺跡が現在も多く残っています。海から車で5分、標高350mのDOC Colli di Luniの中心部 Fosdinovoフォスディノーヴォが本拠地です。                                      
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 1929年のアメリカ大恐慌で、イヴァンの祖父、ルイージがニューヨークからイタリアに帰国。その後、家族経営の農家を始めました。3代目のIVAN GIULIANI(イヴァン・ジュリアーニ)は、大学在学中に家族が所有していた小さなブドウ園を受け継ぐことを決意し、大学を中退。その後、フリウリ、スロヴェニアの造り手達と触れ合う機会もあり、目指す方向性も定まり、ワインの自社販売を開始しました。今ではオリーブオイルとハチミツ、規模は小さいですが家畜の飼育もするワイナリーに変えました。当時3haだった所有地も徐々に増やし、今では8haを所有、10haを借りて手入れしています。

 Terenzuolaの農場は、その昔、「3つの大地」を意味する”Trenzola”と呼ばれていたそうで、それが由来となっています。

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The choice of Ivan Giuliani
 1993年に私(イヴァン)は、初めての収穫とワイン造りをし、地元のレストランに販売していました。初めのうちは、大学での勉強のかたわらしていた仕事だったのですが、1995年に兵役でフリウリとスロヴェニアに赴き、日々を葡萄畑に囲まれて暮らし、美しい国境沿いの造り手達と触れ合ったり、週末にワイン造りを教えてもらったりしているうちに、環境にやさしい栽培や土地に根ざした情熱の意味を学び、一生ワイン造りをすることを決めました。地元に戻った私は、新たな畑に植樹を始め、ヴェルメンティーノを完熟させることで品種的に出やすい苦味を押さえ、複雑なアロマを引き出しました。こんな形で私のワイン造りのスタイルが出来上がってきたのです。
 私は、Fosdinovo、CastelnuovoそしてSarzanaの丘のふもとで樹齢の高い樹を探し始めました。1999年の収穫は、量的にも質的にも良い結果となり、もう少し畑を増やし、納屋をワインセラーに作り変えるプロジェクトもスタートしました。 2004年には、10ヘクタールあまりの畑を手入れし、スタンダードラインと上級ラインを造り分けました。 2006年には、 “国境のない”プロジェクトを始めました。それはリグーリア、トスカーナではなく、Luni,やCandia、LunigianaとCinque Terreのワインを造るということ。このようにして、150年前と同じようにLunigiana ルニジャーナとして捉えたアプローチを始めたのです。
 2007年の収穫時には、15ヘクタールほどの畑を育てていました。そんな時、旧知の友人であるMarco Nicoliniがプロジェクトに参加してくれて、私たちは一緒に畑作業をしたり、建物やセラー設備も整えました。また同じ年に私は、Giuliani e Pasiniという名の会社をCinque Terreチンクェ・テッレのRiomaggioreリオマッジョーレに設立しました。これは友人で心臓学者のEvasio Pasiniエヴァージオ・パジーニが勧めてくれたプロジェクトで、土地と伝統に強く根付きながら、白ワインとシャッケトラを革新し始めています。

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環境、土壌
 Fosdinovoは6kmほどの間に標高50~450mの丘を抱き、リグーリアとトスカーナ双方の特徴的な土壌を見ることができます。・・・実は、現在の行政的な境界線と地理的な境界線は、あながち間違いではないということなのですが。実際、トスカーナの土壌タイプの上にリグーリアの土壌タイプが重なっている“フリッシュ”と呼ばれる土壌も見られるのです。
 葡萄栽培およびワイン造りは、このモザイク土壌の恩恵をうけることができます。というのは、ふもとの方は、トスカーナタイプの土壌(ローム質、粘土質)、丘の方はリグーリアタイプの土壌(砂質)が主なのですが、私たちは、それぞれの品種に最も適した土壌を選ぶことができるわけです。
 Fosdinovoの丘については、地質学、地形学的な調査も行われており、どの畑がどの土壌ということが分かっています。Fosdinovoの丘の背骨となっている岩は、2種の異なった地質構造から成っています。片方は、黒っぽい粘土と粗いテクスチャーの砂岩から出来ていて、火山岩や凝灰岩と混ざると、より細かくなります。もう片方は、フリッシュで、様々な種類の石灰岩から出来ています。

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畑と栽培
 畑周辺の自然環境を尊重し、その秘めるポテンシャルを優しく引き出すようなそんな栽培を行っています。ブドウはその年の天候にある程度委ね、自分達はそれを支え見守る仲介者でなければいけないと思っています。最上の葡萄からシンプルにヴィンテージの個性を引き出すアプローチを続けています。
これまでの経験を常に見直し・研究しつづけ、苗木・土壌に何が必要かそうでないかを見極めて限りなく自然な農法を行っています。また、各品種の特徴を研究し、それぞれの個性と生まれ育つ土壌・ヴィンテージの特徴をバランスよく融合させたワイン造りを目指しています。
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ワイン
Colli di Luni DOC – Vermentino (Montesagna)
品種: 90% Vermentino, 10% その他
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ラベルは地元では著名な女性画家、マリア・タッキーニの作品で、鮮やかな色彩と図の予想できない果てしない連続性と交差が、私たちの分散した小区画を髣髴とさせます。


Cinque Terre
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 世界遺産として知られるチンクエ・テッレのリオマッジョーレにて、代々ブドウ栽培を行ってきたパジーニ家。小さな家族経営で、農薬・除草剤や化学薬品を一切使わない昔ながらの自然農法でブドウを作ってきました。醸造は1700年頃まで遡るといわれる海辺からすぐのところにある醸造所で行い、シャッケトラに使うブドウの陰干しは海を前にしたテラスで行っています。畑は何千年も前に作られたリグーリア伝統の小さな岩々を使用したテラス式で、海を頂く崖っぷちに位置します。人が畑に入るだけでも大変だというとても厳しい環境下なため、機械の導入はもちろん不可能。しかしながらそのお陰でチンクエ・テッレの豊かな自然が守られ、その美しさが保たれているのです。
 オーナーのエヴァージオ・パジーニ氏は心臓病学界では世界的に知られる教授で、ある日、一人では代々続いてきたこのブドウ栽培を継承し、発展させていくことが困難だと思っていた矢先にイヴァンと偶然出会いました。彼が葡萄栽培のプロであり、革新的なスタイルをとりながらも環境を尊重し、共存していくそんな栽培方法を行う人物だと分かり、コラボレーションをしていくことを決意しました。
 そして二人でリオマッジョーレの周辺を研究し、チンクエ・テッレの栽培地域でも古いエリアのモンテネーロ、コルニオーロとヴォラストラに新しく畑を整えました。これがジュリアーニ&パジーニの誕生です。
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 チンクエ・テッレとは、約15キロの海岸線沿いにあるモンテロッソ、ヴェルナッヅァ、コルニーリア、マナローラとリオマッジョーレの5つの漁村を総称したもので、現在では世界遺産登録地域として知られています。海を頂く急勾配な斜面には、数千年前にこの土地の人々が生きていくために作った古い石垣とブドウ畑が広がっています。これらの石垣は岩盤を砕いて作ったもので、現在の土壌はその時に発生した砂であるといわれています。1960年代、経済的理由からこの土地を放棄する人が増え、放置されて手入れされなくなった石垣の荒廃が進んでしまいました。それを防ごうとした地元の人々が立ち上がり、その結果、1997年にUNESCOの世界的文化遺産として認められました。この辺りの気候はリグーリアの海が冬の寒さを和らげ、連なる山々が冷たい北風をさえぎるために穏やかなのが特徴です。
 我々はこの土地で長い時を経て継承されてきたブドウ栽培と、それを愛する人々の情熱に魅了されました。たとえ我々の畑が全体から見て小さな区画であっても、祖先が構築してきた世界にまたひとつとないこの美しい景観を守ることにつながると思い、先祖と同じようにこの大地に愛情を注ぎ、次の世代に継承していきたいと思っています。
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ワイン
Cinque Terre DOC Bianco
品種: Bosco、Albarola、Vermentino.
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品種
Bosco

Albarola
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Vermentino
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Terenzuola HPはこちら ↓
http://www.terenzuola.it/
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by w-inc | 2010-11-01 15:19 | Vino

Azienda Agricola Gurrieri – VINI LA FAVOLA

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Azienda Agricola Gurrieriは、有機栽培を行い、
この土地そのものとこの土地の色合い、息吹、物語に耳を傾けています。
それが私たちのワイン・・・。

Dove (場所、土地)
シチリアの南東端 Buonivini(おいしいワイン)と呼ばれる土地で
一年に300日 太陽の恩恵を受け
石灰岩質の丘の上で良い風を受けています。

Noi (私たち)
革新してゆきたい。
話を聞き、協力する準備は出来ている。
私たちの土地の特徴を引き出すために・・・。
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Corrado e Valeria Gurrieri

I nostri methodi (手法、アプローチ)
○有機農法
○土地固有の品種を育てること
○テロワールの表現
○大学および調査機関とのコラボレーション
○太陽光発電
○ゼロ・エミッション

I nostri progetti (プロジェクト)
作業の過程で生まれる余剰物を最大限利用すること

I nostri vini (ワイン)
地の品種と天然酵母から生み出されるワイン。
コクのある赤ワインは良質の酸を持つ。
自然な甘みのあるデザートワイン。
土地の個性を5種のワインに詰める。
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KOROS (=少年)
DOC Noto Rosso
色合い:輝きのあるルビーレッド
品種:ネロ・ダーヴォラ、シラー
収穫:9月初旬
醸造:温度コントロールをして5,6日マセラシオン、ステンレススチールタンク熟成
味わい:豊かな果実味、土地と品種の個性を反映した風味、フローラル香、滑らかな口当たり。夏場でもおいしく飲めるバランスの良さ。
サービス温度:16-18℃
組み合わせ:肉料理、マグロなどの魚料理、チーズ
アルコール度数:13.5%

LA FAVOLA (=寓話)
DOC Eloro Pachino
色合い:輝きのあるチェリー・レッドに紫の反射光が入る
品種:ネロ・ダーヴォラ
収穫:9月第2週
醸造:温度コントロールをして6~10日間マセラシオン、6ヶ月間 樽熟成
味わい:甘いスパイス、イチゴのアロマ、ほんのりリコリスのニュアンス。豊かでフレッシュな味わい。ヴァニラ、シャクヤク。フルボディで酸とミネラル感も芯が通っている。長い余韻。アーモンド、チョコレート。
サービス温度:18℃
組み合わせ:赤身の肉、マグロ・メカジキなどの脂身もある部位、チーズ(ピカンテ)
アルコール度数:13.5%

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Gurrieri HPはこちら ↓
http://www.vinilafavola.it/

p.s.
2012年1月の写真を追加。
ヴァレリア(左)&コッラード(右) グッリエーリ夫妻です。
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とっても優しくて素敵な二人です。
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by w-inc | 2010-11-01 14:16 | Vino