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カテゴリ:Vin( 55 )

PERCEVAL(ペルスヴァル) 時代を切り拓くナイフ

PERCEVAL(ペルスヴァル)、フランス オーヴェルニュ地方のナイフ工房。
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彼らと出会うことになったのは、ミシェル・クーヴルーの紹介からでした。
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今年の4月、彼らの来日時に出会った場所は、阿佐ヶ谷のラ・メゾン・クルティーヌ。
http://www.courtine.jp/

このお店は元々パリの一つ星。そのスピリットを受け継ぎ、東京で開店。
シェフの善塔さんは、パリのお店で5年修行し、最後にはシェフを任されました。
その善塔さんが「シェフ」と呼ぶ人物がイヴ・シャルル。元々一つ星のオーナーシェフであり、善塔さんの師匠、そして現在 ペルスヴァル ナイフ工房のオーナーであり、支配人。
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彼らのフラッグシップモデル 9.47 が生まれたのは、こんなきっかけからでした。

2004年、イヴの友人達がパリ ラ・メゾン・クルティーヌに食事に来た。コースが進み、メインのマグレ鴨(良い素材を火入れして塩、胡椒して仕上げた塊肉)が出て来た時、テーブルを囲んでいた数名がおもむろに Perceval のポケットナイフ “Le Français(ル・フランセ)”を取り出した。彼らはさくさくと切り進み鴨肉をほおばる。一方、お店のナイフを使っているゲスト達は、切り進むのに苦戦。「一体、どうなっているんだ。なぜこのポケットナイフと同じ切れ味のテーブルナイフが存在しないんだ。」とイヴ・シャルル。「ないならば、この工房に作ってもらおう。」
このとき皆で飲んでいたワインが、Peyra(ペラ) ステファン・マジョーヌの9.47%のワイン。

こうして、“Le Français(ル・フランセ)”型のテーブルナイフ 9.47 が世に出るきっかけとなったのでした。きっかけからワイン、料理と関係の深いナイフなんです。

その後、イヴ・シャルルはペルスヴァルの工房を訪ねますが、当時の経営者はテーブルナイフ作りに踏み込もうとしませんでした。そして2005年、3度目の訪問時にイヴ・シャルルは、工房を買い取ってしまいます。・・・すごい話です。でも、それだけ明確な目標にまっすぐだったというだけのこと。そして、イヴ・シャルルは、自身のレストランで9.47を使い始め、評判が評判を呼んでついには2008年、完全にナイフ、カトラリーの道に進むことになります。

映画になりそうな話ですが、2012年 卓越した職人技、革新的な仕事をしている工房を取り上げるコンテスト スター&メティエで彼らがグランプリをとったときの紹介ムービーをご覧ください。



工房の雰囲気、イヴ・シャルルの人となりが垣間見えてきたのではないでしょうか?
彼のシェフ時代から変わらない素材選び、料理の仕上げ方、そして目標に向かって行く姿勢。それ自体がペルスヴァルのナイフに現れているんだと感じました。

ペルスヴァルの現在のラインナップは、
◯テーブルナイフ(9.47, 888, Le Grand)
◯フォーク、スプーン各種
◯折りたたみナイフ(T45, Serie L, Le Français, Le Grand)
◯シェフナイフ各種
◯アウトドア、狩猟ナイフ各種
となっています。

それぞれ、その道のプロが納得する出来映え、品揃えです。
刃は、ステンレス鋼、ダマスカス鋼、そして日本刀の玉鋼にも近い伝統的で貴重な刃。
柄の素材は、合成繊維、カーボンファイバー、木材、 アリゾナの砂漠で3000年の眠りについていたデザート ・ アイアンウッド、隕石、翡翠、マンモスの牙、ベッコウなど の希少素材も。(*ワシントン条約前の証明書付きのストックを使用しています。)
アラン・ミクリとのコラボで作られている柄も秀逸です。
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フランスを始め、各地のレストランで信頼を得ている PERCEVAL。
まさに時代を切り拓くナイフと言えるでしょう。

以下、
ペルスヴァルのプレスリリース資料のリンクです。どうぞご覧ください。
プレスリリース、造り手のプロフィール
http://winc.asia/PR/Perceval_Press_Release.pdf

9.47 トリコロール セット 発売のご案内
http://winc.asia/PR/Perceval_PressRelease_tricolore.pdf

パンフレット(仏、英語)
http://winc.asia/PR/PERCEVAL_dossier_presse.pdf

パンフレット訳
http://winc.asia/PR/PERCEVAL_dossier_presse_traduction.pdf

現在の商品リスト
http://winc.asia/PR/W_KnifeList_J_Perceval.pdf

〈補足〉
PERCEVALというブランド名は、元々のオーナーの名字でもあるのですが、アーサー王伝説に登場する円卓の騎士の一人、パーシヴァル卿(Sir Perceval / Percival)も有名。語源としては、 perce(貫く)+val(谷)、すなわち「谷を駆け抜ける者」が有力。
http://ja.wikipedia.org/wiki/パーシヴァル

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お問い合わせお待ちしてます!
(株)W
若槻(わかつき) 090−6006−8725

p.s.
Perceval ナイフ&カトラリー、おかげさまでプレスリリース後、各方面より反応をいただいています。現地でもギフトシーズンのため、納品までお時間いただいてます。(国内在庫あるものは、すぐに納品可能ですが、品切れのものは半月〜1ヶ月、時間がかかっています。)ご検討、ご希望の方は、お知らせいただければ幸いです。
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by W-inc | 2013-10-25 15:12 | Vin

Michel Couvreur 追悼

8月下旬 ミシェル・クーヴルーが亡くなりました。85歳でした。
2年半前に体調を崩しましたが、ペースメーカーを入れて、持ち直していました。
2年前の訪問時も、まだまだやりたいことがあると、仕事に打ち込んでいました。

4年前の彼との出会いは僕にとって大きなものでした。
たとえ一人でも信念に向かって進むんだと、勇気をくれました。

彼が精魂こめたウイスキーを扱わせていただいたのですが、そこからワインの感覚も教わったような気がします。香りの広がり、質感、余韻。バランスと個性。

彼のように、追い求めて、突き抜けたいと、そう思わせてくれる存在でした。

今後 蔵は、彼の一人娘 アレキサンドラと夫のシリル、そして長年 彼とともに働き支えてきたジャン=アルヌーが、ミシェル・クーヴルーのスピリットを引き継いでいきます。

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Un grand merci, Michel !
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by W-inc | 2013-09-03 11:18 | Vin

山からの・・・ 新着速報 F20。



山で深呼吸して来ました。
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そして気づいたら、新着のリリース日でした。
ということで、いつもの・・・新着速報です。

今回もがんばって買い過ぎました。。
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じんわり系、甘酸っぱ系、個性派。
では新着リスト上から行きます!
http://winc.asia/PR/W_WineList_J.pdf

◯シルヴァン・マルティネズ
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甘酸っぱ系、一番人気のガズゥイ。
2011は、ほぼガスなしですが、前回入荷分も好評でした。お楽しみください。

玄人チームに人気のグットドー、2010はちょっとガスあり、いきいき伸びやか辛口苦み系です。
(船の到着から3週間、全体的に果実味やミネラル感が増してくるのはこれからです。)

そして、一番左、謎のボトルは初リリース ヴァンダンジュ・タルディーブのサンプル・ボトルです。後で味わってみます。(こちらは後日入荷予定です。)


◯ローラン・ルブレ
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オネスル・サーブルの2012が入荷。しっとりと落ち着いた味わい。しみじみです。
(サセボン 2012は、いきいき、スルスルの飲み口です。)


◯アドリアン・ルー
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お待たせしました。トレリーブル 2012 リリースです。
ピュアでじんわり沁みる、あの味わいが帰って来ました!
今回は、750ml も入荷です。ご期待ください。
(昨日、取材の際に開けてみました。オススメです!)


◯グレゴワール・ペロン
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各少量ですが、ノクトーン・ビュルは、樹齢100年を超えたソバージュな畑のプールサールから造られる発泡酒。辛口で薄いロゼ色に仕上ってます。

トゥタンカノーン(ツタンカーメン)は、リリースまで長く時間のかかったキュヴェです。酸も効いてます。(空気と触れたら、酸のトーンも溶け込んでなじみました。)

テルメールは、しっかりエキスの乗ったシャルドネ。「母なる大地」

初入荷の赤は、手作りの味わい、素朴さ、土着を感じさせるワインです。(ラベル上では狼が暴れてますが。)L'Eveil du Loup=「狼の覚醒」という名のワインです。


◯ドメーヌ・ジル・ベルリオ
(ずらっと並べて撮るのを忘れちゃったので、目立つ2本を。)
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2012年ヴィンテージも入荷です。生産量が少なくそれぞれ少量入荷ですが、これでも多めに分けてもらいました。

美しい透明感と可憐さを味わっていただければと思っています。

(ラ・ピケット2011 を開けてみました。まったりエキスありで十分の手応えです。今回のラインナップ、全体的には価格が上がっているんですが、極力抑えました。)


◯ドメーヌ・ドゥ・ロクタヴァン
(これも並べて撮り忘れたので、ヴァンジョーヌを!)
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頑張りました。買いすぎました。(笑)

今回、新顔はパミーナ 2011、レ・コルヴェ 2012、ヴァン・ド・パイユ の Papaye、そして初リリース ヴァン・ジョーヌです。

ドラベッラ 2011、ゼルリーナ 2011 は、どれだけ美味しくなったかご存知ですよね。お楽しみに!

パミーナ 2011 は、ミネラリー、早めから行けそうです。レ・コルヴェは、アルコール度数 9.7% 。淡く、じ〜んわり系です。

Papaye = パパイヤ。トロピカルですが、甘ったるくないですよ。

ヴァン・ジョーヌ シェルヴァンとは、翼のある子供の天使(智天使)のこと。(でも白ヒゲが生えているし、コビトっぽいです。)

酸化、フロールのニュアンスもしっかりですが、Octavin らしい、繊細さのあるヴァン・ジョーヌです。(抜栓して空気と触れたほうが、個性全開です。デキャンタしても良し!)


◯レミ・プジョル
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好評のレミ・プジョル 赤は、2011年の入荷です。
(こちらはおとといの取材の際も好評でした。)
安定感のある旨み。 V.V. 2010 も美味しくなってますよ~。


◯ピエール・ルス 
2009は、ココリコという名前でしたが、2010は、トフ・ボフ・・・。
個性は近いと思いますが、造り手としては名前を変えたかったようで。
彼にとっての音の感覚でだいたい決めているそうです。
意味的には、 the hustle and bustle=喧噪、雑踏 という意味。
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デルフィーヌ・ロワベ
昨年 夏に入荷した ロックヴェルグ 2010の第2ロット 樽熟成版。
限定数ですが、分けてもらいました。じゅわっと甘酸っぱ系だったロックヴェルグが古樽熟成で落ち着いて・・・。

ほんのちょっとガスあり、そしてコクのある果実の甘み。(古樽のニュアンスはあまり感じられず。)爽やかさも感じます。エキスが詰まっていて、インパクト大です! 冷やしめでどうぞ。


◯ムータルディエ(*9月12日(木)よりリリース)
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現在 蔵を切り盛りしているシャンパン王子ウィリアム自慢のピュア・ムニエなど他のキュヴェも少量入荷!ご期待ください。
カルト・ドール、秋-冬もよろしくお願いします!


【試飲会 告知】
新着がずらっと届きましたので、9/5(木)13:00 - 16:30
表参道 Felicita さんにて試飲会を開きます。
(ワインショップ、レストランの方向けです。)
参加希望の方は、お申し込みをお願いします!


I need a miracle everyday !
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by W-inc | 2013-08-29 15:42 | Vin

Armagnac Castarède

Armagnac Castarède
アルマニャック・カスタレード 
     - 華やかさと気品、アルマニャックの伝統を伝える最古の蔵

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ボルドーの南、南西地区 ガスコーニュ地方で造られるアルマニャック。700年の歴史を誇るアルマニャックは、フランスで最も歴史のあるブランデーです。

そんなアルマニャックの最重要地 Bas-Armagnac(バ・アルマニャック)の中心部にセラーを構えるカスタレードは、1832年に登記され、2012年に180周年を迎えた、現存する最古のアルマニャック・ハウスです。



○アルマニャック
地元の品種(バコ、フォル・ブランシュ(ピクプール)、ユニ・ブラン、コロンバール)から造られたワインを蒸留し、地元のオーク樽で熟成されるブランデー。

○歴史
ローマ人が葡萄を持ち込み、アラブ人がアランビック(アルマニャック独特の蒸留器)を発明し、ケルト人が樽熟成を教えた。1870年代にフィロキセラによって壊滅的なダメージを受けたが、20世紀初頭には復活を遂げた。

○製法
昔ながらの製法で、砂糖や二酸化硫黄など何も加えられずに醸造された白ワイン。その白ワインをアランビックという特殊な蒸留器にかける。得られた液体は、アルコール度数 52 ~ 60度 となる。
そしてここから重要な熟成に入る。熟成の要素は樽とセラー。樽は、葡萄が育つのを見守ってきた地元の木材で仕立てられる(400L)。そしてセラーは、湿度が高いことが重要となる。湿度があることによって、まろやかで優美な液体が生まれ、その液体は美しい琥珀色をまとい、後にマホガニー色を帯びる。
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○カスタレードの特徴
良質の蒸留酒のみが持つ華やかな香りと澄んだ味わい、しなやかな質感。風味が豊かで、アルコール感は高すぎず、調和が取れている。

○主な取り扱い店
Plaza Athénée, Fouquet's, Le Crillon, Le Grand Véfour, L'Arpège, La Tour d'Argent, Maxim's, Le Louis XV, The Fat Duck, Karmeliet, Burj Al Arab, 他多数
http://www.armagnac-castarede.fr/en/press-review/armagnac-castarede-in-the-world

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【カスタレード】
また見つけてしまいました。ミシェル・クーヴルーと並び、素晴らしいお店でずらっと扱われているアルマニャック最古の蔵カスタレード。
正統派の妥協のない造り、120年もの(1893年!)までのヴィンテージラインナップ。圧巻です。
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彼らのスタンダードものは他の蔵よりも熟成期間が長く味わいも豊かです。
・VSOP - 華やかな香り、味わいの爽やかさ、優秀なスタンダード品です。(10年熟成)
・ナポレオン - 味わいの説得力、深み。まずはこちらをイチオシとさせてください。(15年熟成)
・オル・ダージュ - あまやかで丸みがある味わいと芯の強さ。ヴィンテージ1993より、こちらがオススメです。(20年熟成)
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ヴィンテージものは、70年台から前のものが熟成度合い、味わい的にもオススメです。
今回は、いくつかヴィンテージものを試飲した中で抜きん出た個性を持っていた1963年(50年もの)を少量仕入れました。
トロピカルな香り、味わいも出て来ているこのヴィンテージ、オススメです。
他のヴィンテージもそれぞれ個性があり、美味しいです。
http://www.armagnac-castarede.fr/en/our-products/tasting-notes
(ヴィンテージもののコメントは、こちら ↑ を参照ください。)

レストラン 1軒に1本、一家に一本、ぜひ常備ください。

*ヴィンテージものは、受注を集めて、取り寄せたいと思います。
ご興味ある方は、若槻までお問合せください。
よろしくお願いします!
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現当主 Florence Castarède

(参考)
アルマニャックのテイスティング


グラスについて



Armagnac Castarède HP 
http://www.armagnac-castarede.fr/fr/
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by W-inc | 2013-07-10 16:23 | Vin

ひさびさの・・・新着紹介

ワインも汗をかく季節になってきましたね。
大阪では強い風が舞っています。
そろそろ梅雨も明けて、夏本番となりそうです。

さて、ちょっと前のイタリア便・フランス便のときはアップできていませんでしたが、ひさびさに新着紹介を!
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今回も気になるボトルが色々届いています。

http://winc.asia/PR/W_WineList_J.pdf

では、リスト上から。

【パコリ】
まずは、ノルマンディーのパコリです。
リンゴジュース(1L)と品切れしていた洋梨ジュース。
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懐かしい味、複雑味のあるストレート・ジュース。洋梨は ↑ 750ml ボトルになります。
通常リストに載っている、洋梨主体のカルヴァドスも華やかで美味です。


【ペルソン】
お次は、シャンパーニュ コート・デ・ブランの雄 ペルソンです。
昨年のいまごろ、蒸し暑い中、来日してくれた彼ら。
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大阪 夏のシャンパーニュ祭り、試飲会、食事会で味わった彼らのシャンパーニュの美味しさ、忘れてないですよね?
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今回の入荷で、
L’Audacieuse - Brut, Millésime 2002, Fût de Chêne, Rosé de Saignée
そして貴重な Clos des Belvals までラインナップが勢揃いしました。
(シャンパーニュに25カ所ほどしかないクロのひとつ。モノポール。)

生産量の少ないスタンダード・キュヴェから妥協せず、贅沢な造りをしているペルソン。
8月リリースの bettane & desseauves 2014 でもとりあげられるようです。
いま注目の造り手です。夏場もよろしくお願いします!


【シルヴァン・マルティネズ】
W のラインナップの中でも一番人気のガズゥイ。
http://www.elle.co.jp/atable/pick/picnicwine_0510/1
エル・オンラインでも素敵な文章を書いてもらってますが、2011年は、さらに泡控えめの微々微々発泡です。味わいは相変わらず、旨みたっぷりの甘酸っぱ系です。
たぶん今回の分は、早々になくなると思うので、また追加したいと思ってます。

ふー、書きたいことがたくさんあって、なかなか進まないですね。


お次は、【ローラン・ルブレ】
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初リリースの白ワインとサセボン、オネスルサーブルに続く第3の赤ワインが登場します。飲み心地とコクとを持ち合わせたワインです。
「第3の(ワイン)男」的なラベルもお楽しみに!


【リエッシュ】
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2010年のワインに2011年の絞ったジュースを加え、瓶内2次発酵を経て仕上げた「どすこい」クレマン。今回は、ブリュットです。好評の「犬と狼」は、ピノ・ブランとオーセロワという近い品種を犬と狼という近い種で例えています。
樹齢70年ほどのシルヴァネールは、お料理との相性でも好評いただいています。もう定番ですね。僕がリエッシュのラインナップで一番好きなシュタインは、2011年ヴィンテージが入荷します。
伸びる余韻、エレガントなんです。


【シャトー・ラ・コロンビエール】
フィリップ&ディアンヌが仲良く、丁寧に仕上げるワイン。
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忘れ去られていた古代品種を手入れして仕上げた希少な白ワインが入荷します。
フロントン レゼルブは、2011年もしなやかな彼らのスタイルです。

あと二つ、お付き合いください。


【アルマニャック カスタレード】
また見つけてしまいました。ミシェル・クーヴルーと並び、素晴らしいお店でずらっと扱われているアルマニャック最古の蔵カスタレード。
正統派の妥協のない造り、120年もの(1893年!)までのヴィンテージラインナップ。圧巻です。

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彼らのスタンダードものは他の蔵よりも熟成期間が長く味わいも豊かです。
VSOP 華やかな香り、味わいの爽やかさ、優秀なスタンダード品です。(10年熟成)
ナポレオン 味わいの説得力、深み。まずはこちらをイチオシとさせてください。(15年熟成)
オル・ダージュ あまやかで丸みがある味わいと芯の強さ。ヴィンテージ1993より、こちらがオススメです。(20年熟成)

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ヴィンテージものは、70年台から前のものが熟成度合い、味わい的にもオススメです。
今回は、いくつかヴィンテージものを試飲した中で抜きん出た個性を持っていた1963年(50年もの)を少量仕入れました。
トロピカルな香り、味わいも出て来ているこのヴィンテージ、オススメです。
他のヴィンテージもそれぞれ個性があり、美味しいです。


そして真打ちは、【ミシェル・クーヴルー】
先日、祐天寺 margoさんで、ミシェル・クーヴルーの秘蔵DVDを上映しながら、フルラインナップを味わう会を開きました。1本1本、個性がでていて、味わいの世界が広いんです。1杯、一口の中に味わいの変化、ゆらぎと波紋が広がります。

彼は、「味わいの秘密は葡萄の要素を生かすことだ」と言っていました。
シェリー樽にしみ込んだ葡萄、ワインの味わいをウイスキーに移し取ること。
だから彼のウイスキーは、こんなにワインを感じるわけなんですよね。
そんな彼の秘蔵の品、今回も一期一会のアイテムが入荷しています。

2003 X 2013 
2003年に仕込んだクリアラックとなるべきウイスキーを味わってみると、特別な味わいが出ていた。そこで彼らは、10年に渡ってその樽で熟成をかけ、ようやくリリースとなったシングル・モルト。
幻となってしまった彼の最初の作品「シングル シングル ベレ・バーレー」に通じる特別な香りと豊かな味わいを持っています。(僕の中では、ベレ・バーレーを仕込んだ樽で熟成されたものなのではないかと推理しているのですが。。。あくまで推測!です。そのくらい風味が似ています。)
120本限定です。

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Spiral (スパイラル)
彼らと親交のあるジュラ アルボワの造り手ステファン・ティソ。2012年のルネッサンスの試飲会の際に会った方も多いのではないでしょうか。
ミシェル・クーヴルーでは、ステファン・ティソのヴァンジョーヌ樽を譲り受け、仕上げる ヴァンジョーヌ・クリアラック というアイテムがごくたまにリリースされるのですが、今回のスパイラルと名付けられたものは、ステファン・ティソのヴァン・ド・パイユ(陰干しの甘口ワイン)樽熟成(18年!)なのです。
ミシェル・クーヴルー × ステファン・ティソのスパイラル(渦)、Life is spiral !
24本限定です。

ふー、なんとか辿り着きました。

心の余裕が生まれたので、おまけ。
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アルマニャックのヴィンテージもの、Perceval のカトラリーは、受注を集めて発注となります。ご興味ある方は、若槻までお問合せください。よろしくお願いします!
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by W-inc | 2013-07-05 16:18 | Vin

新着フランス便 速報

先週のオクタヴァンweek、margoさんでの「しっとり、じんわり」な会から大阪へ戻って来たら、仕事部屋がセラー温度になっていた若槻です。皆さん、いかがお過ごしですか?

twitter では取り急ぎ「業務連絡」させていただきましたが、フランス便 20フィート 1コンテナ、おとといより出荷を開始しています。
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イタリア便に続き、こちらも盛りだくさん。

パコリの洋梨メインのカルヴァドスは、熟成した旨みの12年もの、30年ものも入荷。
切らしていたムータルディエも入荷です。ペルソンとともによろしくお願いします。

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アドリアン・ルー からは、ノンフィルターで仕上げてもらった2011年のシャブリとサンプルボトルのロゼが。

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リエッシュの初物5人衆は、
2009年のピノ・グリ、リースリングに2010年の葡萄を絞ったジュースを加えて瓶内2次発酵させたクレマン。どすこい満月ボトルです。(SO2ゼロ)
リースリング 1L は、樹齢15年ほどの区画から。動物達を乗せたノアの箱船が銀河を漂っているように見えるのは僕だけでしょうか?
犬と狼のラベルは、オーセロワ×ピノ・ブラン。近いとされる2品種の組み合わせ、最終的にはどっちになるか?
好評のシルヴァネールは2011年もの、そして2006年以来久々のブラン・ド・ノワールも入りました。2006に比べると、色は淡めです。

追加が入ったオシェールもフルラインナップ充実してます。

そしてW ジュラ&サヴォア王国からも素敵なワインが届いています。
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こちらはグレゴワール・ペロン。
昨年より果実味豊かなル・プティ・ザンク。
白ビール的にごりたっぷりのシナプス。
ラ・フリュット・アジテは、辛口で上品。(ここまで3種は、品種ジャケールです。)
初入荷のノクトーン・ビュルは、黒葡萄プールサールから。
そうです。以前、写真をアップした樹齢100年以上のソヴァージュな畑からです。
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極少量生産のジル・ベルリオからは2011年のラインナップ7種が届きました。(ジャケール、アルテス、ルーサンヌ、モンドゥーズ)

一番右の Les Filles は、毎年ラベルが変わります。
2007年に初めてリリースされたこのキュヴェ。
モンペリエの有機農業リサーチセンターとのコラボで、どうやったらボルドー液の散布を減らせるかの研究で、エッセンシャル・オイル、茶葉、植物を混ぜたものなどで試していた際に、二人のかわいい技術者が毎週訪れていて思いついたそうです。
以降、絵や写真などで彼を手伝ってくれている Les Filles = Girls をフィーチャーしています。
妻のクリスティーヌ、畑を一緒に作業しているスタッフ・・・、2011年ものは葡萄の葉っぱのビキニで登場!ということになっています。

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真打ちは先週来日していたアリスとシャルルのワイン。
2008年もののクレマンは、冷やし目だと辛口でキレの良いスパークリング。(泡もきめ細やかです。)温度高めだと、ジュラ特有のチーズや乳酸っぽい個性がでてきます。オススメとしては、少し冷やし目からどんどん温度を上げつつ味わっていただきたいです。
サヴァニャン(蒸発した分の注ぎ足しアリ)のコンテス・ア。こちらは、オペラ フィガロの結婚のアルマヴィーヴァ伯爵のことだそうです。味わいは、エロおやじ(失礼!)っぽいところはなく、ピュアでミネラリー。かえって純情な感じです。(* Comtesse は、伯爵夫人ですね。これで味わいも納得です。)
レ・コルヴェのラベルの言葉遊びについては、飯吉が後でアップしてくれると思います。
大トリの「レンヌ・ドゥ・ラ・ニュイ=夜の女王」ですね。シャルドネ&サヴァニャンの熟成中 蒸発した分の注ぎ足しナシのこのキュヴェは、オペラ 魔笛での存在感そのままにという感じでしょうか。赤ワインの後に味わうのも良いですね。

毎週更新しているリストはこちらからどうぞ。
http://winc.asia/

先日、リベルタンの会でアリスが、「ワインは、みんなでシェアして楽しむのが一番」と言っていました。年末年始のこの時期も友人、家族と楽しい時間を共有していただければ、造り手達の努力も報われるのではと思います。(僕らの努力も確実に報われます!ペコリ。)

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と、いうことで Santé !!
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by w-inc | 2012-11-21 17:41 | Vin

Chateau Meylet

シャトー・メイレ

Michel FAVARD(ミッシェル・ファヴァール)

●産地:ボルドー地方サンテミリオン地区

「優 しくも圧倒的な存在感を放つサンテミリオン・グラン・クリュの雄」

【造り手】 
親から子へと引き継がれてきたこの「サンテミリオン・グラン・クリュ」は、現在の経営者であるミッシェル・ファヴァール氏の祖々父が1875年、織物の商売をする傍ら創立しました。所有する2haの畑は、有名なシャトーが軒をそろえるサンテミリオンの中心地からポムロール方面へ1km行ったところにあります。
1976年に蔵を引き継いだファヴァール氏は、1980年から有機栽培による農法を始め、1987年にジロンド県で初めてビオディナミ農法を取り入れたブドウ栽培を開始しました。世界中で有名なAOCワインの生産者としては稀なケースであり、長年に渡り貴重な経験を積んだ造り手です。

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【栽培と醸造】
ビオディナミによるブドウ栽培:
自然、宇宙の天体の運行に基づいて栽培を進め、ブドウの樹そのものの抵抗力や生命力を強め、健全でバランスが取れるようにする栽培方法。勿論Chメイレでは化学肥料、除草剤や防虫剤といった合成化学物質は全く使っていません。病気対策には、ビオディナミの認証を受けたボルドー液を用います。

品種構成はメルロー約80%、残りはカベルネフランとソーヴィニヨン。収量を通常の約半分、25hl/haまで抑えて味が豊かで丈夫なブドウを育てています。年間生産量が6000~7000本と極めて少ないワインは、次のようにとても丹念に作り上げられます。

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◯ 徹底した選果作業。

◯ ブドウが完熟するまで待って手摘みし、スタッフ一人ひとりが、ブドウを摘んだその場で未熟果や腐敗果をとても厳しく取り除く。

◯ 摘んだ房が積み重なってブドウの粒がつぶれないように、底が浅く小振りの手さげ箱に入れる。その上、箱の底に土が付着しないように、箱を乗せる枠を使うという独自の工夫をしている。このようにしてピュアな果実味を引き出すために、ブドウが傷まないよう、また汚れないように細部にまでこだわっている。

◯ 発酵槽がいっぱいになる量のブドウが収穫されるまでの間、先に醸造所に運ばれてきたブドウはドライアイスの粉を振りかけて低温で保管する。

◯ 房は100%除梗。粒だけを発酵槽に入れる前に、もう一度厳密に選果する。

◯ 除梗された茎は、熟した茎と未熟なものに選別して、熟した茎だけをブドウと一緒に発酵槽に入れる(年によって割合が異なる)。

◯ アルコール発酵にはブルゴーニュ地方のトロンコニック式の発酵槽(115hLの大樽)を使う。

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◯ 天然酵母によるアルコール発酵。

◯ ルモンタージュは抽出が強いためしなくなった。その代わりピジャージュをゆっくりと行う。

◯ タンニンを出しすぎないように、サンテミリオン地区では短めの3週間のマセラシオン。

◯ 熟成はアリエとリムーザン産の樽(新樽率20~30%+1~4年樽)にて20~24カ月。

◯ 澱引きの際に、ポンプを使うとワインを痛めるため、「シェーブル」と呼ぶ昔ながらの機械とロウソクを使い、一樽ごとに重力を生かした手作業で行う。(これは規模が大きなボルドー地方では、早くに止めてしまった方法)

◯ 熟成中に一度も澱引きをしないため澱が多く、熟成させた樽からは直接ブレンド用のタンクに移せないため、一旦熟成の時と同じ小型の樽に澱引きする。

◯ こうして澄んだ部分を取り出した後、窒素ガスを使って木樽の中のワインをゆっくり押し出すようにしてブレンド用のタンクへ移す。この際、ブレンド用のタンクは窒素ガスを充填して無酸素の状態にしておく。

◯ 清澄・ろ過をせずにビン詰め。

◯ ビンを一度洗浄して、水切りしてからビン詰め。(本来、仮栓が付いていないビンは、新品でも洗浄することが義務付けられているが、これを実施する人は少ない)

◯ ビン詰め後、カーヴで6~8年静かに瓶熟成させてワインが飲み頃を迎えると販売開始。年によって熟成期間が違うため、年号順に販売されるとは限らない。

◯ SO2の使用について。
以前は瓶詰め前にSO2を20mg/L入れていたが、今は直接入れることは無い。熟成用の樽にワインを入れる前と、熟成後に別の樽に移し変える前に、空の木樽を硫黄で燻蒸するだけ。

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ファヴァール氏は物静かで繊細な人柄ですが、ワイン造りの情熱は驚くほど強い人です。栽培面積といい設備もさることながら、彼の緻密なワイン作りは、間違いなく職人的だといえるでしょう。こうして出来上がるChメイレは、ビロードのように滑らかでフィネスがあり、彼の人柄が映し出されています。

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パリの取引ショップ&レストラン情報
カーヴ・オージェ、ヴェール・ヴォレ、ラヴィニア、カーヴ・デュ・パンテオン、ラ・クレームリー、ロス・ア・モアル、バラタン、シャポー・ムロン、ラミ・ジャン、シャトー・ブリアン、トゥロケ、セヴロ、サチュルヌ、レ・パピーユ、ビストラル、ラミューズ・ヴァン、クリストフ、ル・ペール・ド・カルトゥシュ、フィヌ・ゴール、フェルナンデーズ、ビストロ・ポール・ヴェール、レピ・デュ・パン、他多数。

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by w-inc | 2012-07-15 10:21 | Vin

Domaine de Cébène

ドメーヌ・ドゥ・セベーヌ
Domaine de Cébène

●産地:ラングドック地方、フォジェール

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ブリジット・シュバリエはオー・ラングドック国立公園に隣接するフォジェールで、自然の恩恵をそのままワインに表現できるようワイン造りを行っています。2007年にラングドックの地で数haの素晴らしい畑を所有しました。地中海から20kmの位置で、海底堆積物からなる土壌やヴィラフランシェンと呼ばれ石の多く混ざった特徴的な土壌にブドウが植えられています。
彼女が所有しているフォジェール北部のブドウ畑は、一般的な畑より高い標高にあり、シスト土壌が広がります。このシスト土壌により、収穫量が抑えられ、ワインにフレッシュ感を与えます。

“私は南フランスで北のワインを造りたいのです!”と、ブリジットは言います。初ヴィンテージから、ワインのスタイルは繊細で、ブドウ畑の特徴がワインに現れています。

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          (かたつむりの貝殻状の丘が彼女の畑)

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          (ミルフィーユ状にシスト(片岩)が重なる)
AOCフォジェールはシスト土壌を有する世界でも稀なアペラシオンの1つだそうです。


Vins
◯Ex Arena (エクス・アルナ)
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グルナッシュ90%以上、他ムールヴェードル。(平均樹齢35年)
収量は、グルナッシュ:20hl/ha、ムールヴェードル:10hl/haです。
土壌はヴィラフランシェン土壌(グルナッシュが植えられています。)と、 ‘sables de Corneilhan ’(コルネイアンの砂)と呼ばれる、とても古い砂質土壌(ムールヴェードルが植えられています。)が40mの深さまで続きます。赤い砂質、砂利なども含みます。
国立自然公園の中に位置し、地中海から20㎞、標高は40mです。

収穫は手作業で行い、収穫したブドウはカゲット(小さな籠)に入れます。
醸造は、ゆっくりと行います。収穫したブドウは除梗せず、重力を使って伝統的なセメントタンクへ滑り込ませます。アルコール発酵後、ワインをステンレスタンクへ移し、熟成させます。

ドメーヌ名、ドメーヌ・ドゥ・セベーヌの、Cébennaとは、ラングドック地方の女神の名前で、セヴェナ山脈も女神の名前が由来とされています。
エクス・アルナはラテン語で、“砂から生じた・・・”という意。特有のテロワールを表しています。

A Table ! :軽やかで優美。ピュアな果実の香りとともに現れる繊細さ、余韻の長さ、スパイシーさをお楽しみください。

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◯Faugères - Felgaria (フォジェール - フェルガリア)
”ムーヴェルドルの割合が高い、シスト土壌から造り出されるフォジェール。”
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フェルガリアは、所有するブドウ畑の中でも選りすぐりの区画から選ばれたブドウで造られており、果実の味わいと樽熟成の風味が溶け合った、ドメーヌ・セベーヌのトップ・キュヴェです。ムールヴェードルを主体とするこのワインは、テラス状の畑から造られており、収穫量はとても低く、長熟のポテンシャルも秘めています。

土壌は、一般的なAOCフォジェールの畑より高い標高(320m)にある100%シスト土壌です。地中海からは40kmの位置にあります。
南向きの畑の完熟したムーヴェルドル50%以上、そして、北向きの畑のシラーとグルナッシュから造られています。
収量はとても低く、20hl/ha、収穫は手作業で行い、収穫したブドウはカゲット(小さな籠)に入れます。各区画の品種が完熟となる時期まで待ち、日を分けて収穫を行います。

醸造は、ゆっくりと行います。収穫後のブドウは重力を使って500Lの樽へ移されます。そのままアルコール発酵へ進み、ピジャージュは優しめに行い、500Lの樽で熟成させます。
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フェルガリアとは、フォジェールの別名です。

A Table ! :果実やスパイスの豊かな香り。シスト土壌による涼しげな風味。口当たりがとても滑らかで、バランスが取れています。フェルガリアは若いうちでも豊かな風味を感じることができますが、熟成させても面白いワインです。

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最近取得した高樹齢の畑にて。
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朽ちていく樹がある中、適度な手入れによりまだまだ元気な樹がたくさんありました。
今後のブリジットの活躍にも期待しましょう。
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by w-inc | 2012-07-15 10:20 | Vin

Adrien Roux

アドリアン・ルー

Domaine Caroline Marion
(ドメーヌ・キャロリーヌ・マリオン)

●ブルゴーニュ地方、シャブリ

「Vive La Vigne !  将来性抜群のシャブリの新星」
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この蔵は、元々アドリアンの母親の従姉妹に当たるキャロリーヌ・マリオンが1997年に創立しました。2002年の秋、アドリアンがこの蔵の収穫を手伝ったことがワインの世界に興味を持つきっかけになりました。オーセンティックな仕事をしたいと思っていた彼は、前から考えていたミュージカル製作をするかワイン造りの世界に入るか迷います。彼が23歳の時でした。

1年後、彼は、ローヌ地方のタン・エルミタージュでワイン造りの勉強に取り掛かります。そしてすぐに気付いたことは、私達がワインという飲み物について通常イメージしているものを、実際には飲んでいなかったということです。

クラスの仲間はさまざまで興味深く、多様なワインをたくさん試飲し、そして生産者を訪問しました。授業中の試飲は必ずブラインド・テイスティングだったので、仲間と飲む時も同様でした。その結果、ビオロジックワインが優れていることが度々あると感じたのです。

2年間の研修先がコルナスでビオディナミを行うマチュー・バレだったこともアドリアンに大きな影響を与えました。「ビオディナミ農法」を取り入れた葡萄栽培というのは、手間隙のかかる馬鹿げた方法なのに、彼らはあえて果敢に取り組んでおり、熱心な、そして細やかな感性を持った人達だと気付いたのです。アドリアンは、彼らの情熱と素晴らしさに感じ入りました。そして、一人一人の力は小さくても、この運動を続けていけば大きなうねりとなり、フランス社会の根底に何か影響するのではないか? はっきりとした理由はありませんが、こう確信したのです。

2006年、研修もあと半年になった頃、ワインを学んだローヌ地方でワイン造りができたらと考えていたのですが、キャロリーヌが病気にかかってしまい、アドリアンは彼女を手伝いに急遽シャブリに戻りました。そして、彼女はその年の終わりに亡くなってしまいます。こうしてローヌでワイン造りを夢見た青年は、シャブリでワインを造る事になったのです。

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【栽培・醸造】
キャロリーヌの時代は、むやみに化学合成農薬を撒くのではなく、必要な部分だけ除草剤や防虫剤を使う「減農薬」栽培でした。アドリアンがブドウ畑を引き継ぐと、すぐに草が生えだし、大きなリバウンドもなくビオディナミ農法に移ることができました。しかしシャブリ地方の気候と彼の畑を考えると、今の段階では完全にビオディナミにしてしまうことはできません。ビオディナミ農法を主体にしつつ、一部の畑だけベト病とうどん粉病の対策として化学合成物質の農薬を使っています。それ以外の防腐剤や防虫剤は一切使わず、除草剤もごく一部に限って使っています。
栽培面積:6.7ha。

2009年から、斜面の傾斜がきつい区画で雑草を生やして、土が流れ落ちるのを防ぐと共に、ブドウと共存させて生育期の水分調整をしています。

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小石混じりの土壌(やはり土壌は全体的に白い! 石灰が豊富。)
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極寒の中、畑の特徴、剪定&仕立て方を教えてくれました。
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遅霜にやられないよう(ギリギリまで眠っているように)、枝を曲げて地表に近く仕立てます。

【ワイン】
Petit Chablis(プティ・シャブリ)2011
品種:シャルドネ
土壌・栽培:北西から南西に向かって円形闘技場のように傾斜(斜度40%)した2.85haの区画。粘土石灰質土壌(ジュラ紀後期のポートランディアン)減農薬栽培。樹齢:28年。
収量:50hl/ha。手摘みで収穫。収穫スタッフ各々が、ブドウを摘んだらすぐその場で厳しく選果して、腐敗果がないブドウだけをケースに入れる。
醸造・熟成:金属性またはステンレス製のタンクにて、18~21度の温度で約1ヶ月かけて、天然酵母によるアルコール発酵と乳酸発酵をさせる。SO2は発酵前と発酵後に少量添加するが、熟成中やビン詰め時には加えない。熟成期間は数ヶ月~12ヶ月。熟成の状態を見ながら、タンクごとに数回に分けてビン詰め。
ワインの特徴:この蔵の切り札として位置づけられるキュヴェ。とても傾斜の強い扇形の斜面の上部は、風と日差しが強く、一般的なプティ・シャブリの畑より個性が強調される。
2011年は2009年や2008年とはガラッと違い、典型性を備えた年(2010年よりも)。ミネラル感、フレッシュな植物、白い果物やトロピカルフルーツの香りが混ざった繊細なアロマが特徴。

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Tres-libre(トレ・リーブル)2010
品種:ピノ・ノワール96%、セザール4%
土壌・栽培:南向きの区画と、南東向きの区画の二つ合わせて2.5haの畑は、斜度15~30%。粘土石灰質の土壌。減農薬栽培。樹齢:7~17年。
収量:50hl/ha。手摘みで収穫。厳格な選果作業を行う。
醸造・熟成:グラスファイバー製のタンクにて、18~20度の温度で天然酵母によるアルコール発酵。期間1ヶ月。その内、マセラシオンは7日。熟成期間は3ヶ月。SO2は発酵後に一度だけ20mg/L添加。
ワインの特徴:ワイン名はフランス語で「とても自由な」と言う意味。前からSO2を使わずにアルコール発酵をさせたかったが、自分の腕と設備がそこまで到達していなかった。良いブドウが採れ、また選果をとても厳しく行ったお陰で、初めて実現できたキュヴェ。その分、あれこれいじったりせず、極力シンプルなワイン作りを心がけ、フルーティでライトな風味を大事にした。繊細な赤い果実の香りとエレガントな口当たり。アタックは控えめでありながら、フランクで口中にボリューム感がある。スムーズなのど越し。

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by w-inc | 2012-05-28 15:26 | Vin

Domaine Gilles Berlioz

ドメーヌ・ジル・ベルリオ

●産地:サヴォワ地方南部 シニャン村

サヴォワ地方南部、シニャン村の丘にあるドメーヌです。この地域はボージュ(Bauges)山麓の南側の斜面の畑にブドウが植えられている好条件な場所と言えます。ドメーヌは、自然保護地域に隣接しており、所有する3.5 haの畑は、2005年からビオロジック栽培を開始し、2006年からはビオディナミ農法でのブドウ栽培を行っています。
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畑は、以下の4つの区画から構成されています。
(*モンドゥーズ、ペルサン、ジャケール、アルテスはサヴォワ地方の伝統的土着品種です。)

【Boriot】 モンドゥーズ:0.65 ha、ペルサン:0.15 ha
【Les Chateaux・Chez Odette】 ルーサンヌ:1.1 ha、ジャケール:0.3 ha
【La Tournaz】 ルーサンヌ:0.12 ha
【Les Cray】 ジャケール:0.8 ha、アルテス:0.3 ha

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収穫は手摘みで行いプラスチックケースで運びます。収穫が終わるとすぐに白ブドウはプレス機にかけられます。空気圧式プレス機を使い4~5時間かけてプレスします。
黒ブドウは収穫後、直接タンクへ。SO2は最低限に抑えています。
マセラシオンは低めの温度で行います。ポンプはできるだけ使用せず、可能な限り重力のみでワインを移動させます。瓶詰めは夏の始めから収穫時期の前までに行い、醸造はできる限り月のサイクルを尊重しています。
赤ワインやクリュ・シニャン =ベルジェロンのワインは、販売までに1年はカーヴでストックしています。


〝 Vins 〟
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(ちょっとピンボケですが。。。)

Le Chignin
サヴォワ地方の伝統品種 ジャケールのワイン。Les Cray、Chez Odetteの区画で造られます。
フレッシュな辛口の白ワインに仕上がります。桃、白い花を思わせる香りが広がり、長い余韻です。
(2010年は、Le Jaja と Chez l'Odette がリリースされています。辛口ですが、しっかり熟した旨みのあるワインです。)

Le Chignin – Bergeron
ルーサンヌ種を使用し、Les Chateaux、La Tournazの区画から造られます。
複雑で香り豊かな白ワインに仕上がっています。あんずやナッツのような風味が特徴です。
(Les Fripons と Les Filles がリリースされています。)

Roussette de Savoie
サヴォワ特有のアルテス種を使用し、Les Crayの区画から造られます。
爽やかな酸味が特徴の辛口白ワイン、はちみつのような甘い香りがあります。
(抜けの良い透明感と繊細な味わいです。El Hem がリリースされています。)

La Mondeuse
サヴォワ地方伝統品種モンドゥーズを使用し、Boriotの区画から造られる赤ワインです。
スパイシーでフレッシュな赤い果実を思わせる香りで、スミレを連想させる味わいが滑らかに口に広がります。
(こちらも繊細な味わいのモンドゥーズです。可憐な香り、しっとりした清らかな風景を感じます。La Deuse がリリースされています。)

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ジル & クリスティーヌからのメッセージ
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19年間、確かな品質のワインを皆さまに届けるために、ブドウ畑を手入れしてきました。
ワインを造り上げる喜びはひとつの夢であり、その喜びを皆さんと分かち合うことが私たちの夢でもあります。
2年の年月を経て造り上げたワインを温かい気持ちでみなさんの元へ送り出します。
一人で、家族と、友達同士で私たちのワインを飲む時間がとても楽しいひと時となることを願いながら・・・。
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by w-inc | 2012-05-28 15:25 | Vin