IE9ピン留め
Restaurant Manne × W 「アルザス会」
日曜日の夕方早め、北のリエッシュ、南のオシェールのワインをいろいろ飲みながら、
レストラン マナ 木邨さんのお料理をお腹をすかせて待つ。。。
一人一皿の盛り合わせ料理の後は、大皿料理を取り分けて。
パン好き女子(&男子)の皆様、パンの持ち込みは大歓迎です。
(みなさんのチームワークで楽しみましょう!!)
とゆう内容の会をしたいと思います。

日時:2月19日(日)16ー20時 
会場:下北沢 Restaurant Manne
http://restaurant-manne.jimdo.com/道のご案内-guide-map/
会費:7000円(当日入店時に現金精算をお願いします。)

アルザス料理&ワイン(リエッシュ、オシェール)
半立食、募集人数20名ほど。

ご予約は、W 若槻 (わかつき)
e-mail: waka1975@gmail.com , twitter: @gypsywaka へDM か
レストラン マナ 木邨(きむら)さん 
twitter : @kimugoon へDM か tel 03-6416-8716 にて
お名前と人数、連絡先をお知らせください。

*1月22日ー2月5日は、若槻が日本にいませんので、
W スタッフ飯吉(いいよし)
e-mail: w.sayaka1981@gmail.com
または、マナ 木邨さんまでご連絡をお願いします。

ワインは、いろいろ12種類ほど(発泡、白、赤、甘口)
お料理は、
一人一皿ずつ
・玉ねぎのタルト
・ブーダンノワールのテリーヌ
・フォアグラのテリーヌ パンデピスにのせて
・アンディーブとクルミのサラダ
の盛り合わせ

大皿
・レンズ豆のサラダ
・タルトフランベ
・ニシンの酢漬け
・エスカルゴのクリーム煮
・スパッツリー
・シュークルート
・マンステール
・フロマージュブランと果物のコンフィチュール
の予定です。
どうぞお楽しみに。

スパッツリーってなんだか気になりますよね?
木邨シェフに聞いたところ、
「スパッツリーですが、SPATZLE (スペツル)とも呼び、アルザス風のもちもちしたすいとんのようなパスタです。あちらではきのこといためたり、煮込みなどの付け合せに使います。今回はエスカルゴのクリーム煮に合わせて召し上がっていただきます。」とのこと。

メニューを見てヨダレがでてきたところで、写真も届いてしまいました。
夕方のこの時間帯にアップしようとしたのも失敗!
もちもち系は大好物です。あっという間にお腹がすいてきました。。。

当日は、リエッシュのジャン=ピエールからもらった各畑の石も持ってゆこうと思います。

では、みなさん、ご予約お待ちしております!
# by w-inc | 2012-01-14 18:09 | Wine Shop、Restaurant
Season's Greetings
あっという間に過ぎてゆく年末年始。
みなさん、どんなお正月をお過ごしでしょうか?

12月半ばに半月のフランス出張から戻ってきました。
おかげさまで良い訪問ができました。
ということで写真を少しおすそわけ。

2週間で3000km。on the road のテーマソングは、もちろんこれ。





Michel Couvreurのセラーにて。翁も元気でひと安心。

深いセラーで静かに熟成するwhisky。

至高の液体。


Cyril Zangs。素敵なお兄さんです。新ヴィンテージもさすがの仕上がりです。


2月に入荷する南仏の Pierre Rousse。魔術師的な風貌・・・。乞うご期待!


ロワールの Nicolas Grosbois。

彼の畑は、森と塀で囲まれたひとつづきの区画。ワイン造りもこだわりでいっぱいでした。


Maconの Nicolas Rousset。(Pierreclosの畑にて。)

ピエールクロ村を見渡す。こちらの村は、山あいに向かって上ってゆく途中に現れました。


そして今回、最も印象的だった Gregoire Perron の樹齢100年を超える畑。
岩がむき出しで葡萄の樹の一本一本がとても個性的でした。

グレゴワール宅の猫。。。


Octavin の Alice。アルボワの畑にて。
早々と品切れになったプールサール、トゥルソーは2月入荷。
そしてその先のヴィンテージも素晴らしい出来でした。


馬を飼うには、一頭あたり1ヘクタールの牧草地が必要だそう。スキッピーと。


Hausherr の Hubert。気は優しくて力持ち。

畑からは、動物の骨や化石、様々な石などが出てくるそう。


Rietsch の Jean-Pierre も各畑の特徴的な石を拾って見せてくれました。
数十メートル歩いただけで劇的に変わる土壌。アルザスの複雑さ、懐の深さを感じました。


こちらのワインは、犬になるか狼になるか。それとも・・・?


他にも、Bruno Allion, Lauren Lebled, Sylvain Martinez, Person, も訪問したのですが、
今回は、うまく写真を撮れなかったのでまた今度。
各造り手には、ほんとにお世話になりました。感謝です。

今年も一歩一歩進んで、深めてゆきたいと思います。
(写真は、ニコラ・グロボアの庭からの風景です。)

本年も一緒に楽しんでいただければ幸いです!どうぞよろしくお願いします。
# by w-inc | 2012-01-03 10:05 | W
Vini La Favola --- Gurrieri より
シチリアの Corrado & Valeria Gurrieri からグリーティングカードをいただきました。
彼らは、毎年売上げの一部を世界の子供たちのために寄付しているそうです。
年末にいただいたカードはコチラ

彼らから預かった La Favola 2007。
諸経費を含めた売上げ 24万1920円 を東日本大震災で被災した子供たちへの支援金としてセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンへ寄付させていただきました。
http://www.savechildren.or.jp/top/index.html
寄付先は悩んだのですが、継続して支援活動を行っている彼らに託しました。

少しでも多くの子供たちの笑顔が見られますように。

Gurrieri の HP はコチラ↓
www.vinilafavola.it
# by w-inc | 2012-01-03 10:01 | W
Grégoire Perron
Domaine de La Combe aux Rêves 
(ドメーヌ・ド・ラ・コンブ・オー・レーヴ)
Grégoire Perron
グレゴワール・ペロン

France  サヴォワ地方


【造り手】 
 フランス中部の都市、リヨンから北東に1時間ほどのところにある、サヴォア地方の村「Journans (ジュルナン)」で、2010年にワイン作りを始めた小さな蔵元。この地方では山間部の峡谷をCombe(コンブ)と言い、「自分のワインを造りたいという夢 (=rêve) がいっぱい詰まった場所」という気持ちがドメーヌ名になりました。

グレゴワールは、ジュラで蔵元で働いた他、数ヶ所で経験を積み独立しました。賃貸のブドウ畑を含めても1.9haという極小ドメーヌです。白は主にシャルドネとジャケール、ペティヤンがはガメイとプルサール、そして赤はピノ・ノワールを植えています。普段の農作業はグレゴワール一人で全部こなしています。なぜなら、気持ちをこめて精一杯この仕事に取り組んでいるので、別の人に仕事を頼むと納得できないからだとか。




この若い醸造家は、醸造・熟成においても、ポンプを極力使わないように心がけ、出来る限り手作業で行うなど、とことん造り方にこだわっています。そのせいか彼のワインは香りがとても豊かで、白い花や、熟した柑橘系の果実のアロマに溢れています。そしてミネラル感がしっかりと表れています。通常、ビュジェー・セルドンの生産者は、最終のビン詰め時に、ガスが逃げないように工夫された特殊なフィルター装置を使うのが一般的ですが、この蔵では、シャンパン同様にルミアージュ(これ自体も手作業)して、澱抜きを手作業でします。

La Flute Agitéeは、甘みと酸味のバランスが心地よいドゥミ・セック、それ以外は辛口仕上げになっており、酸味が締まって飲み飽きしないワインです。プルサールで作るペティヤン「Noct'en bulles」 は2009年にテスト的に作ったところ、4ヶ月のビン熟では期間が短くて香味が開かないため、2010年から1年の熟成に変更しました。
この蔵は、AOCの地図でいうとBugeyに所在するのですが、申請をしないためすべてヴァン・ド・フランスになります。初ビンテージからとても風味が豊かで、素晴らしいワインを造り出しました。今後が非常に楽しみです。



【栽培・醸造】
合成化学物質で作った農薬や肥料を使わない有機農業でブドウを栽培しています。
自然の力や天然由来の物質を利用して害虫を駆除するなど、昔からの栽培法を守っています。天然酵母による発酵を行い、SO2の使用を極力控えた造りです。


【Vins】
ワイン名:Le P’tit Zinc(ル・プティ・ザンク、2010) ヴァン・ド・フランス(ブラン&ぺルラン)

品種:ジャケール100%、樹齢:18年。粘土石灰質土壌。
選果しながら手摘み、20kg容量のケースで運搬。収量:55hl/ha。
ブドウを圧搾して低温で清澄する時に、SO2を25mg/Lだけ使用する。
アルコール発酵後、タンクで4ヶ月間「シュールリー」状態で熟成。
収穫の翌年3月に、ワイン中の炭酸ガスを通常とは逆に逃がさないように注意してビン詰め。Perlant(ぺルラン)とは「発泡性を帯びた」という意味があり、この場合は極微発泡ワインを指します。


ワイン名:Mouss’ti Gris(ムスティ・グリ、2010) ヴァン・ド・フランス(ムスー・セック)

品種:プルサール60%、ガメイ40%。樹齢:35~100年の古木も含む。
泥灰土が混ざる粘土石灰質土壌、南~南西向きの斜面。
選果しながら手摘み、20kg容量のケースに入れて運搬。収量:35hl/ha。
ブドウを圧搾して低温で清澄する時に、SO2を25mg/L使用。
発酵の途中に、ろ過をせずにビンに詰めて王冠をつける。その後に発酵して精製される炭酸ガスをビン内に閉じ込める「アンセストラル製法」。最低6ヶ月ラット《澱抜き(デゴルジュマン)用の木枠》で寝かせる「ペティアン・ナチュレル」。デゴルジュマンは1本1本手作業で行う。この時「門出のリキュール」は添加しない。アルコール度10.5%。残糖15g/L未満。

 
ワイン名:La Flute Agite’e(ラ・フリュット・アジテ、2010) ヴァン・ド・フランス(ムスー) 

品種:ジャケール100%、樹齢:15年。粘土石灰質土壌で西向きの斜面。
選果しながら手摘み、20kg容量のケースに入れて運搬。収量60hl/ha。
ブドウを圧搾して低温で清澄する時に、SO2を25mg/L使用。
「ムスティ・グリ」同様の「アンセストラル製法」。最低6ヶ月ラットで寝かせる。デゴルジュマンは1本1本手作業で行う。この時「門出のリキュール」を添加しない。アルコール度8.5%。残糖約35g/L とMouss'ti より少し甘め。ワインに発泡性があるため、「興奮した、落ち着きが無い」という意味のフランス語を付けた。
# by w-inc | 2011-11-09 21:14 | Vin
Domaine de l'Octavin
Domaine de l'Octavin
ドメーヌ・ドゥ・ロクタヴァン
●産地:ジュラ地方

「ブドウを信頼すること。ワインは畑でできあがる。」


【造り手】
  2006年、シャルル・ダガンとアリス・ブヴォのカップルがアルボワに設立したドメーヌで、5haのブドウ畑を、ビオディナミ農業で栽培しています(エコセール認証ずみ)。小柄な女性のアリスは、ボルドー大学でブドウ栽培技師の勉強をした後、ディジョン大学で醸造学者のディプロムを取った学者肌です。醸造に関する深い知識と高度な技術を習得したものの、自然の作用を阻害した技術に頼るワイン作りを素直に受け入れらませんでした。「ワインの個性とは何か?」それを知りたくて、世界のワイン産地を回ることを決心しました。カリフォルニアのワインメーカー、アーロン・ポットの元で働いた後、チリ、ニュージーランドのワイン産地を回りました。再度カリフォルニアに戻って、近年ワインスペクテイター誌で世界の「トップ10ワイン」にランクインされたPINE RIDGEで6ヶ月働きました。そしてチリにUターンしてERRAZURIZ でも働きました。

こうして最新技術を使ったワイン醸造を経験しながら、3年間をかけて考えた末に、確信を抱いてフランスに帰りました。元々自然が好きな彼女は、自然の力を一番に考え、それを生かしたワイン作りをすること。得た醸造技術は、そのための重要な後ろ盾となるのだということを。そしてコート・ド・ジュラのドメーヌで統括責任者として新たな生活が始まりました。そこで醸造責任者だったシャルルと出会い、その1年後に二人だけのワイナリーを興すことを決めました。シャルルはブルゴーニュで栽培・醸造技師として勉強をし、ジュラのドメーヌに勤務していたのです。アリスはシャルルのことをこう言います。「熊のようにヒゲもじゃで、頑固なのにお祭り騒ぎが大好きな享楽主義だけど、とても繊細な人」


【栽培・醸造について】
ブドウ栽培は頑張ってするというより、自然が好きだから面白い、という感覚で行っています。重要な点は、ブドウが健全でバランスよく育つようにしっかりと観察し、きちんと熟してくれるまで収穫を待てるように、生産量を抑えた栽培をすること。醸造所では、発酵の進み具合を管理して、酵母が活発になるように導く、といっても健全でバランスよく熟したブドウがあれば、後は衛生な醸造設備で発酵させるだけなのです。だからこそ手品が起きたような気にもさせられます。オクタヴァンでは、(クレマン以外は)SO2、培養酵母、砂糖、酵素・・・といったブドウ以外のものは何も加えないワイン造りをしています。

ワイン名:Papageno(パパジェノ) AOCクレマン・ド・ジュラ
品 種 :シャルドネ100%。ブドウを選果しながら手摘み。収量60hl/ha。
みずみずしい酸味を残すため、最初に収穫。この時の糖分はアルコール度換算で11%あり、シャンパーニュ製法で作る他のワインよりも糖度と熟度が高い。ビン内二次発酵の時には、糖分とともに酵母を加える。12ヶ月ビン内熟成。最終的なアルコール度は12%。


ワイン名:Cul Rond 2010 (キュル・ロン) AOCアルボワ
品 種 :プルサール100%、樹齢:28年。石灰質土壌。
選果しながら手摘み。収量25hl/ha。
垂直式の圧搾機で得られた果汁を、ドライアイスから発生する炭酸ガスをタンクに満たして、発酵前にブドウ果汁が酸化するのを極力防いでから徐々に発酵させる。9ヶ月繊細な澱とコンタクトさせた「シュール・リー」状態でタンク熟成させた後、ろ過をせずにビン詰め。SO2は、一度も加えない。ビン詰め時にはデリケートな香りを失わないように、ポンプを使わず重力を用いた方法でワインを移動させる。区画の名前「Curon(キュロン)」と同じ発音になる「丸いおしり」というフランス語をキュヴェ名にした。

(写真:炭酸ガスをタンクに満たした時のもの。)

ワイン名:Les Corvées 2010(コルヴェ・ド・トゥルソー) AOCアルボワ
品 種 :トゥルソー100%、樹齢:30年。石灰質の上に泥灰土が乗った地質。
収穫は、ブドウを選果しながら手摘み。収量35hl/ha。
100%除梗してから、天然酵母で発酵後、8週間という長期マセラシオンを行う。
タンクで熟成。 清澄とろ過をせず、SO2も無添加。
区画名と品種名をつないだワイン名。
ラベルには、「Boire du Trousseau n’est jamais une corvée」と書かれている。
訳すと・・・・
(畑仕事は大変だけど)このトゥルソーを飲むことは、決してつらく苦しいことではないよ!!

(左:Cul Rond 右:Les Corvées)


ワイン造りは体力勝負!?
# by w-inc | 2011-11-09 21:13 | Vin
Nicolas Rousset
Nicolas Rousset
ニコラ・ルセ
産地:ブルゴーニュ地方、プイィ・フィッセ、サン・ヴェラン地区

「ワインの品質は、収穫されたブドウの品質とテロワールに起因する」

【造り手】 
2000年から祖父の後を引き継いだ若手ヴィニュロンです。5Haの内、白ワイン(プイィ・フィッセ、サン・ヴェラン)は3.5Ha、生産量10000~12000本。赤ワイン(主にマコン・ルージュ)が2.0Ha、生産量5000~6000本。

品質の高いブドウを育てて、バランスの良い成熟を迎え、同時にタンニンなどのポリフェノールの成分が熟すには、生きた土作りが何よりも大事だと考えています。この「生きた土作り」というのは、除草剤や化学肥料を使わず、土の中の微生物が自然の状態でいられるような環境を作ることです。そして病気の元になる細菌の繁殖を抑えるのです。従ってビオロジック農業をしています。この農法によって土地の特性がより反映され、年毎の作柄も表れやすくなります。そして、たとえ日照量が少ない年でも、味わいのバランスが取れたブドウが育つようになります。

(ニコラの趣味は、バスケットボールと美味しい料理を食べること!!)

【栽培・醸造】
現在はビオロジック農業に加えて、ビオディナミ農法も一部取り入れたブドウ栽培をしています。白ワイン用の区画は「エコセール」取得済みで、赤ワイン用の区画は現在申請中です。収穫は全て手摘みで、収穫時に選果して、痛んだブドウが混ざらないようにしています。発酵は天然酵母で、SO2は乳酸発酵後と、ビン詰め前に計約20mg/L使用します。熟成はキュヴェによって、セメント製や金属製のタンクと、木樽(主に古樽)を使い分けます。

(蔵元は馬を持って おらず、必要な時に友人に頼むのだそうです。)

ワイン名:Soif de Vin(ソワフ・ドゥ・ヴァン、2010) AOCマコン・ピエールクロ
品種:ガメイ100%、0.6ha、樹齢:70年。収量:30hl/ha。
区画は東向きで、地区の中でも標高が高め。砂が混ざる粘土質の土壌。
セメント槽で8日間かけてマセラシオン・カルボニック。発酵中、ピジャージュとルモンタージュを実施。乳酸発酵が終わると、金属製のタンクで6ヶ月熟成。極軽いフィルターをかけてビン詰め。

このワインは生き生きした果実味が特徴です。気取らずにグイグイ飲んでもらいたくて「(喉が)乾いた時のワイン」という名前を付けました。

# by w-inc | 2011-11-09 21:12 | Vin
Laurent Lebled
Laurent Lebled
ローラン・ルブレ
産地:ロワール地方 トゥーレーヌ

【造り手】 
ソミュール・シャンピニ出身のローラン・ルブレは、27年間、木材の輸出・卸会社を経営していましたが、自然を感じながら物を作る仕事をしたくなって、2010年7月ワイン造りに転向しました。働きづめの生活から、家族との時間や自分を大切にする、そんな生き方を求めたのです。セバスチャン・ボビネやベルナール・ポントニエ、リュック・セヴィーユという古い友人が、自然派のワインを造っているため、以前から彼らのワインを飲んでいたことが影響したのは当然のことだったのかも知れません。


蔵は、ソミュールとシノン、そしてブルグイユという、ロワールの銘醸赤ワイン産地の中間に位置する「サヴィニー・アン・ヴェロン村」にあります。色々なワイナリーで働いて経験をつみながら、友人達の手助けもあって、その年のワイン造りまでこぎつけました。SO2を全く使わないワインを長年造っている友人達の強力なサポートのお陰で、彼ら同様、SO2無添加のワインを初ビンテージにして仕上げることができました。まさしく「綱渡り」のようなことを突然して怖くなかったのか、と聞くと「全然。親友がナチュラルワインを作っていたのがラッキーだった。昔は誰もがSO2を使ってなかったのだから」とローランは言います。彼らへの感謝の気持ちをこめて、ラベルには友人たちの名前が記載されています。気さくで親睦性が溢れる彼を見ていると、もの凄く信頼できる友人がいるのもうなずけます。

(On est Su l'sable 2010:協力者としてセバスチャン・ボビネ、ベルナール・ポントニエの名が記されています。)

【栽培・醸造】
栽培面積は2,2ha環境を大切に、自然のしくみに逆らわないよう化学物質を使わない農業を行います。ビオロジック農業を取り入れて、ブドウの収穫量よりも、地中の生態系も含めた自然全てが健全であることが何よりも大事と考えます。友人が有機栽培するブドウや、アドバイスを受けながら自分自身が精一杯育てたブドウを使うことで、この蔵独特の一風変わったマセラシオン・カルボニックが可能になるのです。
ローランはワイン以外からアプローチしただけに、地元品種であるカベルネの個性であり同時に苦手な部分でもあるピーマンっぽい風味を出さないように苦心した結果、ボジョレーで昔行われていたこの醸造方法を古い書物から見つけました。セメント製の発酵槽の底面に、「スノコ」のように材木を組んで、約15cmの「上げ底」を作ります。ブドウを房丸ごと入れていくと、下の方にあるブドウが潰れはじめます。果汁の液面がスノコの上まで上り果梗に触れそうになると、ポンプでゆっくりと果汁を抜きとります。その果汁は別のタンクに入れて自然な発酵を待ちます。セメント槽内のブドウは約3週間マセラシオン・カルボニック。天然酵母によるアルコール発酵が進み、下部のブドウの粒が徐々に潰れて果汁が流れ出し、液面が上がれば果汁を抜きとる作業を続けます。果汁と果梗が触れないようにして、カベルネ独特の「野菜っぽさ」を移さないという考え方です。
この方法を実行するには、発酵前に「粒選り」のレベルで腐敗果や未熟果を取り除かないと、長期マセラシオンは不可能なので、何よりも優れた原料を選ぶことが欠かせません。3つのワイン全てが、上記の醸造方法で作られている他、ワイン作りの最初から最後までSO2を一切使用せず、ノンフィルターでビン詰めします。


(写真:セメント槽と上げ底用の木材)

ワイン名:Ca c’est bon! 2010 (サ・セ・ボン) AOC トゥーレーヌ
品 種 :ガメイ100%、樹齢:30~50年。ビオロジック栽培。
収穫は、ブドウを選果しながら手摘み。収量40hl/ha。
SO2を一度も加えずに作ったワイン。
ワイン名は、アルコール発酵が終わってワインが落ち着いた時に、応援してくれた友人らと初めて飲んだ際の皆の言葉。そこには予想をはるかに超えた美味しさと達成感があったに違いありません。そしてローラン自身が感じたことは、素晴らしい友人関係を持てたことへの感激だったそうです。ほんのり甘みのある果実味、ソフトなタンニンとじわっと優しい味わいです。


ワイン名:On est su l’sable 2010(オ・ネ・スル・サーブル) AOC トゥーレーヌ
品 種 :カベルネ・フラン100%、樹齢:30~50年。
大河ロワールがもたらした砂が沢山混ざる粘土石灰質土壌。ビオロジック栽培。
収穫は、ブドウを選果しながら手摘み。収量40hl/ha。
SO2を一度も加えずに作ったワイン。
ワイン名は、畑に砂が多いこと。そしてフランス語で「グラスが空っぽだよ!」というファミリアルな表現(俗語)。グラスに注いでも、砂に染みこむみたいにすぐに飲み干してしまう、という意味合いをもつ。


ワイン名:Le Paradis 2010(パラディ) AOC トゥーレーヌ
品 種 :カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン80%。
樹齢:40年。ビオロジック栽培。
収穫は、ブドウを選果しながら手摘み。収量40hl/ha。
SO2を一度も加えずに作ったワイン。
ワイン名は、そのままずばり、パラダイス。美味しくて心が弾み、楽園にいるような心地よさをもたらしてくれる。

(たわわに実ったカベルネ・フラン)
# by w-inc | 2011-11-09 21:11 | Vin
FESTIVIN !!!
フェスティヴァン 2011 いよいよ今月末 11月27日(日)に開催です。

http://festivin.com/
1st 11:00ー15:00
2nd 16:00ー20:00
トラットリア・フェスティヴァン、ビストロ・フェスティヴァンも気になりますね。

昨年は、当日券が売り切れて入場できなかった方もいらっしゃいました。
前売り券を押さえることをオススメします。

街で僕やFESTIVINスタッフをつかまえると、その場でチケットを購入可能です。
チケットを販売しているお店に遊びにゆくのも楽しいと思いますよ。

では、皆さん 当日お会いできるのを楽しみにしています!
# by w-inc | 2011-11-01 18:31 | Wine Shop、Restaurant
11月 新着入荷予報
Wの新着フランス便は、4日から出荷開始となるでしょう。
週末から各地で見かけるかも知れません。
では、この曲をかけながら、ラインナップをご紹介。


こちらは、ローラン・ルブレのサ・セ・ボン!

そしてオ・ネ・スル・サーブル。

このロワールの赤ワイン、じわじわ系の味わいでしょう。

サヴォアからは、グレゴワール・ペロンの3種が初入荷。

辛口の白ワイン、甘酸っぱ系のロゼペティアン、そして旨み大爆発のフリュット・アジテ。これからの季節、年末年始でも活躍することでしょう。

ジュラのロクタヴァンも初登場。

クレマン・ド・ジュラ、しっかりした酸味の辛口ロゼ、小人っぽい絵のトゥルソーは、淡い色合いでじわっときます。
ラベルの「Boire du Trousseau n'est jamais une corvée」は、訳すと・・・・
「(畑仕事は大変だけど)このトゥルソーを飲むことは、決してつらく苦しいことじゃないよ!」ということでするする飲んでしまうことでしょう。

ブルゴーニュのニコラ・ルセからも喉の乾きを癒してくれる Vin de Soif が届きました。


ロワールのニコラ・グロボアからは、こなれておいしくなった100% Cab Francが。


そして真打は、リエッシュの12種類。

一番右の裸の大将は、グランクリュ畑産のシルヴァネールを3年7ヶ月 ヴァンジョーヌ的なアプローチで熟成させたもの。一度きりのキュヴェとなるかも知れません。
リエッシュもさらに個性豊かになり、秋・冬の夜長を楽しませてくれるでしょう。

ではみなさん、楽しいひとときを!
# by w-inc | 2011-11-01 11:11 | Vin
銀河の夜→Vini Japon チャリティ→FESTIVIN!!
夏もいろいろあったんですが、更新しないうちに秋→年末のイベントに突入しておりました。
遅まきながら今後の予定などを・・・。

まずは先週末の 銀河の夜@盛岡。
前乗り組のフライングを含めて大いに盛り上がりました!
http://ginganight.exblog.jp/

僕のテーマソングもしばらく ↓ コチラになりそうです。

皆さん、ありがとうございました!

そしてこれからの予定は、・・・いよいよ今週末!
☆9月25日(日) Vini Japon「ワインチャリティー THE 丸の内」
http://vinijapon.kilo.jp/marunouchi.html
新丸ビル 丸の内ハウスで集まれるなんて楽しみです。
ワインもご期待ください。

○9月28日(水)TATSUMI FOOD&WINE FAIR2011に出展します。
(*飲食店向けです。)Wのブースは、「B-9」です。プロの方々、お待ちしています。

☆9月30日(金)は、名古屋 八事のNaturaleさん×Peshicoさんの会でワインを担当します。
http://www.ristorante-naturale.com/pc/
ワインは、・・・お楽しみに。

☆10月3日(月)広島 hanawineさん主催 「ワン博」
http://hanawine.tumblr.com/post/10199210965/10-3
広島もタフな会が予想されますが、がんばります!

○10月12日(水)福岡 フランス産食品・飲料 展示会
http://franceshoku.com/pages/2011/expo11_fukuoka.html
(*こちらは飲食業界向けです。)

○10月20日(木)大阪 Wine Kansai 2011 に出展します。(*飲食業界向けです。)

☆10月22、23日 福井 リカーワールド華 本店にて 試飲会の予定です。

○10月30日(日) 博多 とどろき酒店さん 試飲会 (*飲食店向け)
http://todoroki-saketen.com/

そして ☆ 鎌倉 「terra! terra! terra!」 も10月30日。。。
http://www.kamakuradewine.com/2011/10/post-6972.html
すみません、この日は分身の術を・・・。

そして ☆ 11月27日(日)の FESTIVIN  へ。
あの盛り上がりを再び。。。

P.S.
# by w-inc | 2011-09-22 15:01 | W
Bruno Allion
Bruno Allion
ブルーノ・アリオン

産地:ロワール地方 


【蔵元】 
ロワール地方中部の主要都市トゥールから東に約40kmのThésée(テゼ)村に、ブルーノ・アリオンの蔵はあります。

家族代々営んできた蔵をブルーノが引き継いだのは1978年、19歳の時です。当時は協同組合にブドウを売っていました。その頃はまだ除草剤などの使用が広まる前で、昔ながらの栽培をしていましたが、病気や害虫による生産量ダウンを避けるために開発された近代化農業を組合が推奨したことによって、1986年から10年間は合成化学物質から作られた農薬を使いました。

この頃、アメリカを始めとした国々で、いったん認められた農薬のいくつかが、毒性が高いという理由で使用を制限されていったことがきっかけとなり、ブルーノは、環境問題や人体への影響を心配するようになりました。

ヴィニュロン仲間の一人、隣村でビオディナミ栽培をするミッシェル・オージェに相談し、結果として「自然環境」と、「消費者、そしてブドウを育てる自分たちの健康」を考えて、1995年に除草剤の使用を中止しました。

決断した後の対応はとても敏速で、すぐビオディナミに切り替え、1997年には「デメテール」を取得しました。現在所有する13haのブドウ畑は全てビオディナミによって栽培されています。

蔵ではブドウ栽培の他に、リンゴ園で取れるリンゴからジュースを生産したり、蜂蜜作りのための15箱の巣箱や、10羽の鶏、3羽のガチョウ、そして豚1頭を飼う農場となっています。


【栽培・醸造】
ブドウ栽培面積13haの内、自社で醸造するのは約2.5ha。残りはブドウを販売しています(パスカル・ポテルらの自然派のヴィニュロンや協同組合へ)。

ブドウ品種の内訳:
ソーヴィニョン7.5ha、ガメイ2.5ha、コ(マルベック)1.7ha、カベルネ0.8ha、ピノ・ドニス0.3ha。

★栽培の主な作業
•畝と畝の間に自然に生える草花を残して水分を吸収させる。
•春、土起こしの後、ビオディナミで使う牛糞の調剤500番を撒く。
•春と秋に水晶の調剤501番を撒く(秋に撒く方がウェイトが高い。)
•ボルドー液の使用は年に3~5回とビオディナミの許容量よりも少なく、そして硫黄も1ha当たり2~3kgと使用量が少ない。
•ブドウの生育に応じてトクサ、柳、イラクサを煎じて利用。
•不定期だが、必要に応じて秋に有機肥料を施す(1.5t/ha)。


Vin

SURIN スラン(2009) ヴァン・ド・フランス  
(ソーヴィニョン・ブラン)

樹齢15~40年。ビオディナミ栽培。
収穫は全て手摘みで行い、ブドウが潰れないようにプラスティック製のケースに入れて運搬。

醸造・熟成
圧搾した果汁を小型の古い木樽に入れて、カーヴで約12ヶ月かけて発酵と熟成させる。
SO2や酵素など使わず、まったく人為的に介入しない自然なままの発酵。
作業中にワインを移動する時、できるだけポンプを使わず重力を生かした方法で行う。
最後までSO2は無添加で作るため、ビン詰め後にワインが一時的に閉じる場合がある。そのため、ビン詰めしたワインを数ヶ月落ち着かせて、状態を見ながら出荷する。

このようにワインのリズムを何よりも大事にして、作柄によっては長くかかる熟成期間を醸造技術で短縮したりしない、昔ながらの造り方を守る。

ワイン名は、ソーヴィニョンの地元の呼び名。
# by w-inc | 2011-08-04 10:19 | Vin
Didier Gerbelle
ディディエ・ジェルベル
「ヴァッレ・ダオスタの新星」

地区:ヴァッレ・ダオスタ州 Aymavilles(アイマヴィル)村
(ヴァッレ・ダオスタ地図:http://www.vievini.it/it/via_vini.php

概要:
たった数haの畑を持つ小さなカンティーナですが、最近注目を集めています。経営しているのは若さとアイデア溢れるディディエ氏。アオスタの土着品種の再復興を目指し、それぞれの個性を広めるために、主に単一品種でワインを仕込んでいます。現在約3haの畑を所有。栽培から醸造までのすべての作業を一人で手掛けています。もともと代々ブドウ作りをしてきた一家ですが、自家消費分だけを瓶詰めしていました。市場デビューは2007年です。
畑は2つの村(AymavillesとVilleneuve)にあり、4つの小区画に分かれています。標高は600-800m。苗木は最近植樹したものから、古いものだと約100歳になるものもあります(古い畑からTorrette Supが作られます。平均樹齢は40年で、中にはフィロキセラに侵されていないものもあります。)栽培主要品種は、土着品種のPetit Rouge, Cornalin(biotype Broblanc ここのエリアだけにある種だそうです), Premetta, FuminとPinot GrigioとGewurztraminerです。



AZIENDA
Didier Gerbelleは、アルバの醸造学校を2006年に卒業し、20世紀初頭から家族が紡いできた伝統を引き継ぎ2006年にワイナリーを興しました。そして父方のおじいちゃん・おばあちゃん、そして両親が行ってきたワイン造りを継ぎました。約2.8haの畑とブドウがこのワイナリーの全てです。

畑は、Aymavilles(アイマヴィル)村とVilleneuve(ヴィルヌーヴ村)にあり、赤ワイン用のプティ・ルージュ、コルナリン(ブロブラン)、プレメッタ、フミン、白ワイン用のピノ・グリージョ、ゲヴュルツトラミネールが主要品種となります。痩せて、スケレートロと呼ばれる砂礫岩が豊富な土壌にギュイヨ・サンプル型の仕立てをしています。

生産量は年間約1万5千本と非常に限られており、畑仕事から販売までディディエ一人で行っています。

(参考)アオスタについて(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%B9%E3%82%BF



VINI

Nome vino: PINOT GRIGIO  LE PLANTSE  VALLE D'AOSTA DOP
ル・プランツ (PLANTSE = TERRAZZE (アオスタの方言。意味はテラス)
Zona di produzione: ヴィルヌーヴ村
Superficie: 0.25ha
Allevamento: ギュイヨ・センプリチェ.
Esposizione: 西向き
Anno di impianto: 1998/1999/2003年植樹
Epoca di vendemmia: 標高を追って収穫(約1ヶ月間)
Vitigni: Pinot Grigio 100%
Vinificazione: 短いマセレーションの後、圧搾。
Affinamento: 一部は、ステンレスタンクで、一部はフレンス産オーク樽でシュールリー状態で4ヶ月熟成。
Numero bottiglie: 樹齢約10年、収量56 hl/ha 、0,75 Lで1900本生産

土壌、環境
スケレートロ(砂礫岩)の色濃い土壌なため地熱が逃げず、標高が高いところにありますがブドウはゆっくり熟成します。また土壌の水はけがよく風通しがよいため、乾いた空気に包まれて病害から守られています。

ワインについて
Villeneuve市の標高700-800mのところに畑があります。昔ながらの石で造られたテラス式です。彼らの作る白ワインは2つのみ。メインがこのピノ・グリです。アルプスの水と冷涼な気候から生まれるワインは興味深いです。ピノ・グリ独特の色づき。豊かな酸と程よいミネラルのバランスがよく、口当たりがまろやか。

外観:黄金色
香り:ほどよく熟した果実香に蜂蜜の香りが混じる。
味わい:涼しげで伸びのいい酸ときめ細かいミネラル感に果実味が混ざり合う。口当たりまろやか。余韻も長い。
お料理との組み合わせ:食前酒としても、様々な料理にも合います。特にマス料理に最適。

2009年ヴィンテージについて
程よい暑さがあり、理想とする時期に理想的な雨量をもたらした、とても理想的な年でした。そのため病害にもかからず、健康的で見事な熟成をしたブドウが生まれました。すべてにおいてバランスのいいワインになりました。


Nome vino: BIANCO  CÔTE DE CHAMPAGNOLE  VALLE D'AOSTA DOP
コート・デ・シャンパニョール (シャンパニョールという丘に畑があります。)
Zona di produzione: ヴィルヌーヴ村
Superficie: 0.06ha
Esposizione: 西向き
Anno di impianto: 2003年植樹
Epoca di vendemmia: 9月の第1週に手摘みで収穫
Vitigni: Gewurztraminer 100%
Vinificazione: 短いマセレーションの後、圧搾。スレンレス容器内で低温発酵。
Affinamento: 澱とともに4ヶ月熟成
Numero bottiglie: 49 hl/ha、0,75 Lで400本生産

土壌、環境
villeneuve市の標高780mのところに畑があります。とりわけ風通しがよくて空気が乾燥しているエリア。そのため病害から守られています。

ワインについて
薫り高く個性豊かなワイン。

外観:豊かな黄金色
香り:花やライチの香り。気品ある艶やかさ。
味わい:透明感のある酸に艶やかな香りが混じり、口当たりまろやかで心地よい。
お料理との組み合わせ:フォアグラとの相性が抜群。

2010年ヴィンテージについて
2009年にとても似た年でした。若干暑い夏だったのでその分少し酸が低いワインができました。冬はとても穏やかだったため、苗木に大きな被害はなく、3月上旬には雪が解け地中に溶け込み、後に雨が全く降らなかった4月の救世主となりました。結実時は立ち枯れ病にあうこともなく(特にFumin)すくすくとブドウは育ちました。ただ雨が少なかったため、根がまだ地中深くまで達していない若い苗木や一部の品種(cornalin,petit rouge)は干ばつに苦しみました。夏はとても暑かったですが空気が乾いていたため病害にはあいませんでした。8月末は温度差が激しく、秋は理想的な雨量だったため、ブドウは良い熟し方をし、病気にはかからず健康的なブドウができました。


Nome vino: TORRETTE  VIGNES DES ANCÊTRES  VALLE D'AOSTA DOP
トッレッテ - ヴィーニュ・デ・ザンセトル (ANCETRES=祖先。つまり祖先の畑という意味。)
Zona di produzione: Villeneuve  と Aymavilles村
Superficie: 1ha
Esposizione: 東西に開けた畑
Anno di impianto: 1970、 2008年植樹
Epoca di vendemmia: 10月初旬に手摘みで収穫
Vitigni: Petit Rouge 70%, Cornalin, Fumin, Premetta 30%
Vinificazione: 収穫後、除梗・破砕を経て、一部ステンレス容器、一部木製容器で発酵。12-15日間マセレーション。澱引きを1回行い、マロラクティック発酵へ移る。
Affinamento: ワインは、10ヶ月間 様々な大きさの樽で熟成される。
Numero bottiglie: 56hl/ha、 0,75 Lで2400本、0,5 Lで500本生産

土壌、環境
VilleneuveとAymavillesの畑のブレンド。標高は平均600-700m。土壌は砂質土壌にスケレートロが混じるやせた土壌。若い畑と収量の極端に低い古木のブドウ。(樹齢3~100年)

外観:濃いルビー色
香り:熟した果実香とスパイスの香り
味わい:伸びのいい酸とまろやかなタンニンのバランスが心地よい。
お料理との組み合わせ:狩猟料理。


Nome vino: TORRETTE SUPÉRIEUR  VIGNE TSANCOGNEIN  VALLE D'AOSTA DOP
トッレッテ・シュペリウー - ヴィーニュ・サンコニアン
Zona di produzione: Aymavilles村
Superficie: 0.5ha
Esposizione: 東西に開けた畑
Anno di impianto: 1946、1990年植樹
Epoca di vendemmia: 10月初旬に手摘みで収穫
Vitigni: Petit Rouge 70%, Cornalin, Fumin, Premetta 30%
Vinificazione: 収穫後、除梗・破砕を経て、一部ステンレス容器で発酵。12-15日間マセレーション。澱引きを1回行い、マロラクティック発酵へ移る。
Affinamento: 10hlのフランス産樽で12ヶ月間熟成。
Numero bottiglie: 28hl/ha、0,75 Lで1600本0,5 Lで200本、 1,5 Lで150本生産

土壌、環境
Aymavilles市にある単一畑。樹齢が50年以上を超えるものが多く、収量がとても低いのが特徴。中にはフィロキセラに侵されていないピエ・フランコも多くある。

ワインについて
ワイナリーの中で最もボディのあるワイン。

外観:濃いルビー色
香り:赤い花や熟した果実(特にプラム)
味わい:まろやかなタンニンと豊かな酸。
お料理との組み合わせ:お肉をメインにしたお料理に。


Nome vino: PETIT ROUGE  VIGNE PLAN  VALLE D'AOSTA DOP
プティ・ルージュ - ヴィーニュ・プラン
Zona di produzione: Villeneuve村
Superficie: 0.15ha
Esposizione: 西向き
Anno di impianto: 2000年植樹
Epoca di vendemmia: 10月初旬に手摘みで収穫
Vitigni: Petit Rouge 100%
Vinificazione: 収穫後、除梗・破砕を経て、一部ステンレス容器で発酵。12-15日間マセレーション。澱引きを1回行い、マロラクティック発酵へ移る。
Affinamento: 10hlのフランス産樽で12ヶ月間熟成。
Numero bottiglie: 70hl/ha、0,75 Lで1300本0,5 Lで200本、 1,5 Lで50本生産

土壌、環境
砂質土壌の比較的温度の高いエリア。

ワインについて
Villeneuveの畑から生まれるワイン。アオスタの土着品種であるプティ・ルージュ100%の単一ワイン。一般的にはさほど植樹率は高く設定されないが、彼らは10000本と高く、その分、収量を抑えてこの品種のもともと持つ個性とポテンシャルを大いに引き出している。

外観:深いルビー色
香り:豊かな果実香にスパイス香が広がる。
味わい:なめらかなタンニンで口当たりがまろやか。
お料理との組み合わせ:主にお肉をメインにしたお料理に。


Nome vino: ROUGE  PEQUE-NA!  VALLE D'AOSTA DOP
ルージュ - ペケ=ナ! (peque-na = perche no = why not)
peque-naはアオスタの方言で、意味は”どうしても”
Zona di produzione: Aymaviles とVilleneuve村のいくつかの区画から
Superficie: 0.25ha
Esposizione: 東西向き
Anno di impianto: 1970 、2008年植樹
Vitigni: Cornalin (biotipo Broblanc) 70%, Premetta 15% e Fumin 15%
Vinificazione: 収穫後、除梗・破砕を経て、一部ステンレス容器で発酵。12-15日間マセレーション。澱引きを1回行い、マロラクティック発酵へ移る。
Affinamento: 15hlのスラヴォニアンオークで12ヶ月間熟成。
Numero bottiglie: 56hl/ha、0,75 Lで2000本0,5 Lで200本、 1,5 Lで50本生産

土壌、環境
若い畑と古い畑から生まれるブドウをうまくブレンドしています。(樹齢3~30年)

ワインについて
AymavilesとVilleneuveのいくつかの小区画から生まれるワイン。一部をパッシートさせて作る彼らのトップキュヴェ。最初にPremettaが収穫され、他の品種が熟すまで一部パッシートさせて糖度を上げます。平均的に9月半ばに収穫され、他の品種は10月半ば。このワインは、かつては彼らの地域で多く作られていたもの。それを復興させるために生まれたワインです。

外観:深いルビー色
香り:豊かなスパイス香が印象的。赤果実や花の香りが軽やかに混じる
味わい:ビロードのようなタンニンとまろやかな口当たり。余韻長い。
お料理との組み合わせ:主にお肉をメインにしたお料理に。



I vitigni del territorio di Aymavilles
Aymavillesのブドウ
氷河によって削り取られたモレーン土壌のスロープがブドウ栽培に適した土地となっています。ピノ・ノワールのようにかつて植えられていたのに廃れてしまった品種もありますが、昔から植えられている地品種が中心となっています。

Petit Rouge(プティ・ルージュ)
滑らかな口当たりと控えめなアルコール感を持つアイマヴィルで最も主要な品種。粒が非常に小さい。

Fumin(フミン)
長期熟成に向いている品種。時間とともに華やかに開く。熟すのが遅い品種でポテンシャルを引き出すために、日照の良い畑が必要

Cornalin(コルナリン)
コストパフォーマンスの高い品種。高い酸としっかりしたアロマを持つ。

Mayolet(マヨレット)
熟すのが早く、飲み心地の良いワイン造りに貢献する品種

Premetta(プレメッタ)
赤色の茎を持ち、特別な畑に植わっている。フルボディ。


Didier Gerbelle HPはコチラ ↓
http://www.gerbelle.vievini.it/index.php?lng=0
# by w-inc | 2011-08-03 21:00 | Vino
Sergio Rossi 追悼
先週の土曜日、La Gerla の創設者でありオーナーである Sergio Rossi (セルジオ・ロッシ)が亡くなりました。聡明で物静かな方で、ワイン造りにかける情熱と懐の深さでスタッフにも慕われ、優秀なチームを育て上げました。

現在、チームを率いている Alberto Passeri からは、「私たちはセルジオが思い描いた、同じ方向を目指して進んでゆきます。人の気配りや情熱が反映されたユニークなワインを。」とメッセージをいただきました。

今夜は、セルジオ・ロッシを偲んで、La Gerla のワインを献杯しようと思います。
http://winc.exblog.jp/10674538/
# by w-inc | 2011-08-03 08:25 | Vino
Eleano

Eleano
エレアーノ

「怜悧にして優美なアリアーニコ」

地区:バジリカータ州ポテンツァ県

概要:
バジリカータ州の北、ポテンツァ県のリパカンディタ市で1991年からブドウ栽培を行うカンティーナ。市の中で最もブドウ栽培に適している土地とされるピアン・デッラルターレに5haの畑があります。ヴルトゥレ山の麓、標高600mの南東に向いた畑は火山土壌で、主に火山凝灰岩、ポゾラン、鉄、ヨウ素や火山礫を含む溶岩石で構成。空気は乾燥していて、昼夜の寒暖差が大きく、そのために高いアロマときれいな酸、しっかりしたミネラル、まろやかさとあたたかさを持ち合わせた高品質のアリアーニコ・デル・ヴルトゥレが生まれます。総生産本数は3万2千本。これまであまり目立っていなかったワイナリーですが、その品質の高さが認められ、話題となっています。

コメント
とっつきにくいイメージのバジリカータのアリアーニコですが、エレアーノのワインは、怜悧で均整のとれた優美なスタイルです。アリアーニコの高貴品種としてのエレガントさを引き出しています。

エレアーノは、畑に対して情熱を持ち、アリアーニコ・デル・ヴルトゥレをこよなく愛しているニノ・カリーチェとリノ・グリエコによって1991年に設立されました。今日、カンティーナは、リノ・グリエコと彼の娘のフランチェスカ、そしてアルフレード・コルディスコが運営しています。彼らは、栽培・醸造・そしてワインを楽しむことに興味と情熱を注いでいます。

ヴルトゥレ地区とアリアーニコのポテンシャルを強く信じた彼らは、当初から、他に類を見ない歴史と特徴を持ったこの地区の味わいを引き出すために、リサーチを重ね、進んできました。

畑は、バジリカータ州ポテンツァ県のリパカンディダ市(リオネーロとリパカンディダの境い目)の標高600m、ヴルトゥレのゾーンの丘の斜面にあります。エレアーノは、Pian dell'Altare(ピアン・デッラルターレ)という最も評価の高い区域に5ヘクタールの畑を所有しています。

近年醸造所を新しくしてリパカンディダに移動。まだ完成はしていませんが、醸造設備は移動しています。


テリトリー
ヴルトゥレ地区は、バジリカータ北部に広大に広がっている大自然の一部です。有史以前に活動を止めた火山であるヴルトゥレ山塊(1326m)が聳え立っています。

ヴルトゥレ山は、上部が欠けた円錐型です。豊かな土地のおかげで農業は恩恵を受けています。山塊は、いくつかの山々(San Michele, Serra del Fascino, Vulture, Solagna dei Piloni and Femmina Morta)が連なっており、1千メーターを越える高さでアーチ状になっています。

クレーターには、2つの壮大なモンティッキオの湖があります。
カンティーナ近郊には、マテーラ、Dolomiti Lucane, メルフィの中世の城、ラーゴペーゾレの中世の城、モンティッキオの湖(とても珍しいBrahmeaという蝶がいることで知られているそうです)、聖地サン・ミケーレ などの著名観光スポットも点在しています。


L'Aglianico del vulture DOC

アリアーニコ・デル・ヴルトゥレは、ヴルトゥレ山麓で育てられたアリアーニコから造られる赤ワインです。アリアーニコは、一番高いところで海抜800メーターの地域でも育てられています。理想的な標高は、200~600メーターとされています。

アリアーニコ種は、紀元前6-7世紀にヘレニコンと呼ばれた古代ギリシャ人がCumaの地域を拓いた際に持ち込まれたようです。ローマ人は、その品種を“エッレニコ(Ellenico)”と名前をつけ直し、当時の詩人たちに非常に人気だったファレルノ・ワイン(Falerno wine)の質を上げるために栽培を広げました。後に15世紀には、その地域に暮らしていたアラゴン家が、品種の名前をアリアーニコに変更しました。

紀元前216年、カンナエの戦いの後、ハンニバルに率いられていたカルタゴ人たちは、現在のバジリカータの地域に引き揚げ、負傷者を癒し、休息をとりました。アリアーニコから造られたワインは、負傷の特効薬と見なされていたようです。テラコッタで作られる首の長いアンティークのアンフォラによって、当時、アリアーニコがすでに栽培されていたことが証明されました。(このアンフォラは、ワインをローマに運ぶために使われていたようです。)またtorque(トーク)と呼ばれる装飾用の腕輪には、オラツィオという詩人がヴルトゥレとそのワインを褒め称えた詩が残されていました。

Vini


Teseo
テセオ

名前の由来:アテネの最も若い皇帝の名前。古代ギリシャ文化がバジリカータにもたらしたのがアリアーニコです。その起源を忘れないためにギリシャ神の名前をつけました。

土壌:火山土壌。 主に火山凝灰岩、ポゾラン、鉄、ヨウ素や火山礫を含む溶岩石で構成。
標高:600m
樹齢:約10年

畑と気候:南東に向いた標高600mの火山凝灰岩の色濃い畑から生まれます。昼夜の温度差(約15度)がとても高いエリアで香りと色づきのいいブドウができます。

外観:艶のある輝かしいルビー色
香り:赤い果実(さくらんぼやザクラなど)にバニラの香りがかすかに広がる
味わい:程よいタンニンが心地よく、余韻が長い。
お料理との組み合わせ:野菜のグリルの前菜、各種パスタ、白肉料理全般

2009年ヴィンテージについて
2009年はTeseoにとって偉大なヴィンテージとまではいきませんでしたが、まろやかでエレガントなワインになりました。とても乾いた年で、3-5月までは平均的な雨が降り、7-9月までは雨が多く降りました。そのためにブドウの木の成長から開花・結実まで順調にいきましたが、7月からの雨が糖分を下げ、複雑さをなくしました。しかしながら、フルボディではなくミディアムボディのワインとして位置するTeseoにはとてもいい結果となりました。


Dioniso
ディオニーゾ

名前の由来:ギリシャ神話の豊穣と葡萄酒と酩酊の神(戦いの合間にはブドウを栽培し、ワインを作っていたとされています。)

土壌:火山土壌。 主に火山凝灰岩、ポゾラン、鉄、ヨウ素や火山礫を含む溶岩石で構成。
標高:600m
樹齢:約20年

畑と気候:Dionisoのブドウは樹齢20歳の畑から生まれます。南東に向いた標高600mの火山凝灰岩の色濃い畑から生まれます。昼夜の温度差がとても高い(約15度)エリアで香りと色づきのいいブドウができます。

外観:少し紫がかったルビー色
香り:若い赤い果実(サクランボ、ザクロ)にバニラやカカオのニュアンスがかすかに混じる。
味わい: Dionisoのブドウは、しっかり詰まっている房と皮と果肉バランスのいい小さい粒をもったとても質の高いブドウです。このブドウの特徴は優しいタンニンと心地よい果実味。そのために美しい色を呈し、ビロードのような艶のあるタンニンを持ったワインになります。
お料理との組み合わせ:ミートソースなどのパスタや赤肉料理、熟成チーズなど

2007年ヴィンテージについて
2007は素晴らしい年となりました。暑く乾いた気候でしたが、我々の標高600mの畑は干ばつに苦しむことはありませんでした。ブドウの木はバランスよく成長し、まろやかなタンニンを持ち、凝縮した糖分と色づきのいいとても興味深い味わいを呈したブドウができました。前年と比べると2007はよりエレガントで飲みやすい仕上がりになっています。


Eleano
エレアーノ

名前の由来:Eleanoという名前はギリシャ語のEllenico(エッレニコ=ヘレニズム)から来ています。意味は「ギリシャ(人)の」という意味。その言葉がイタリアに伝わり変化したのがAglianicoと言われています。

土壌:火山土壌。 主に火山凝灰岩、ポゾラン、鉄、ヨウ素や火山礫を含む溶岩石で構成。
標高:630m
樹齢:40~45年

畑と気候:樹齢の高い(40~45年)、そして勾配が18~20%の畑。この畑のブドウの根は地中深くまで伸びているために干ばつに強く、自己防衛・管理能力が高い。

外観:少し紫かかったルビー色
香り:熟した赤い果実(マラスカ・チェリー)にバニラやスパイスのニュアンスが混じり、艶やかでエレガントな香りで余韻が長い。
味わい:力強さとはっきりした個性を感じながらも口当たりはビロードのようにまろやか。アリアーニコ独特のしっかりしたタンニンは感じるものの、洗練されていて威圧感は感じない。余韻が長い。
お料理との組み合わせ:肉ベースのパスタ、各種肉料理。熟成チーズ。

2006年ヴィンテージについて
2006はとてもいい年でした。すべてにおいてバランスがよくまろやかな仕上がり。それでいてポテンシャルも持ったワインになりました。

# by w-inc | 2011-07-29 00:37 | Vino
GINZA
GINZA 8月号にも W取り扱いのワインが。
(バタバタでアップするのが遅くなってしまいました。。。)

ファッション写真って、いまこんな風になってるんだー、と思いつつ眺めてみると
ひとつひとつの記事がディープで、つい読み込んでしまいます。
(発酵フードのあたりなんか、結構気になってしましました。)

ワインは、 「ウグイス アヒルの ビオ トーク」 に シルヴァン・マルティネズ ガズゥイ が。
長らく切らしてましたが、8月初旬によーやく、入荷します。
お待ちの方々も未体験の方も、ぜひ!

# by w-inc | 2011-07-23 21:58 | Media
UOMO
男こそフルーツが必要だ! 
ということで「UOMO」でパコリのジュースを取り上げていただきました。

暑いシンガポールに住んでいたとき、毎日のようにフルーツジュースを飲んでいたことを思い出します。
旅先のインドネシア、マレーシア、タイ、インドでも当たり前のように露店で並んでいた果実。
乾きと暑さを癒すのに、必要不可欠な存在です。

今年の夏、亜熱帯な日本でもフルーツに癒されましょう。

パコリのジュースは、restaurant MANNE 七夕の会でも用意します! 
(あと5名ほどエントリー可です。)
# by w-inc | 2011-07-05 19:42 | Media
料理通信 7月号
祥瑞のステークフリットがドカンと出た7月号。

いまさらですが、隠れキャラで シルヴァン・マルティネズ ガズゥイ が写っているのを発見!
(24page)
次回入荷は、8月頭です。(売り切れててすみません。)
# by w-inc | 2011-06-27 14:38 | Media
予定いろいろ
イベントもいくつかあるので、行動予定をちょっとご連絡。

6月11日(土) 名古屋 ペシコさんで試飲会。15時くらいから夜までいます。
→夜遅くまでありがとうございました。ほんとに遅くまで・・・。

6月12日(日) 大阪  77会。ワインブースでがんばります!
→雨にもメゲず、楽しかった。また来年!

6月13日(月) 京都 エーテルヴァイン 試飲会 (プロ向け)
→ヴィナイオータ 岸本さん念願のブラインド試飲会への一歩を踏み出せたのでは。

6月16日(木) 明石 念願の・・・
→CIRO、素敵でした。再訪希望。

6月21日(火) 葡萄酒蔵ゆはら 試飲会 (プロ向け)
→大盛況。ありがとうございました。そして、フェリチタはやはりすごかった。

6月27日(月) 焼鳥かなめ × W の会 (満席御礼!)
http://winc.exblog.jp/12738613/
→みなさんの笑顔がみれました。食べっぷり、飲みっぷりにも感心。

7月7日(木) 下北沢 manne  七夕の会
→遅くなりました。↓こちらからどうぞ!
http://restaurant-manne.jimdo.com/七夕-日舞とワインの会について/
→30名ほどご参加いただきました。ありがとうございました!
日舞、お料理、ワイン、楽しんでいただけたかと思います。
ストーリーは、知らなくても踊りは、感覚に訴えるものがありました。
W 取り扱いのワインも感覚で楽しんでいただけますように。

7月10日(日) 新宿 Wine for Charity @工学院大学

http://www.vinnaturedumonde.com/wineforcharityflyer.pdf
http://www.vinnaturedumonde.com/info.html
みなさんの被災地への心意気、お待ちしております。
(入場料は安いですが、有料ワインコーナーもあります。募金お願いします!!)
→ご参加、募金、ありがとうございました!
一人ひとりの想いが集まって、ひとつの大きなサークルができたのではと感じました。感謝!
そして、持続可能な形で引き続き応援を。

7月17日(日) 大阪 OSAKAID2011 立ちあカ~レ~
http://osakaid.com/
純情おっちゃんの会と飲食店が立ち上がった!
→強い日差しの中、盛り上がりました。次回は、参加側でカレー食べまくりたいです。。。

7月18日(祝・月) 神戸 La Champagne主催 夏のシャンパーニュ祭り

デカボトルとともに夏を楽しみましょう。
→不安定な天候ではありましたが、シャンパーニュとともに初夏を楽しんでいただけたのではと思ってます。
(テラヴェール Tさんの伝説がまた増えました・・・。)

(ようやくイベントも一段落。通常の営業をがんばらないと、ヤバイです!!)

7月末~8月上旬は、岩手の実家を拠点に、東北の予定です。

新着イタリア便は、7月末リリース、新着フランス便は8月上旬リリース予定です。
また新たな造り手も。ご期待ください!





そして、おまけ。
# by w-inc | 2011-06-11 13:11 | W
6月27日 「焼鳥かなめ × W」 食事&ワイン会
6月27日(月) 緑ヶ丘 焼鳥かなめ × W の食事&ワイン会を開きます。
若いけどガンコな焼鳥職人の焼鳥&おつまみコース(10品ほど)に、僕の手元では売り切れてしまったシルヴァン・マルティネズをメインとしたワイン6種をゆるやかに合わせつつ楽しんでいただきます。

日時 6月27日(月) 19:30~22:00すぎくらいまで
場所 焼鳥かなめ
http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131711/13049528/
会費 7千円
募集人数 12名

参加ご希望の方は、お名前と連絡先を twitterで @gypsywaka へ DMください。
(または、 waka1975@gmail.com か 若槻ケータイ 090-6006-8725 へご連絡を!)

素材の味を引き出すことにこだわるガンコな焼鳥職人、看板娘な母、W 若槻 の3人でお待ちしております。
# by w-inc | 2011-06-03 18:35 | Wine Shop、Restaurant
VOGUE
ヴォーグ の特集でオシェールとリエッシュが紹介されました。
(グロボア と ガヌヴァ も チラッと写っているみたい。)

Merci !
# by w-inc | 2011-06-03 14:59 | Media
Domaine Grosbois
Domaine Grosbois
ドメーヌ・グロボア

●産地:ロワール地方、シノン地区 

「世界を旅して、シノンの良さを知る」
「日照の良さと徹底した低収量」
「樹を見て聞き、手で触れてブドウと話す」

●蔵元 
ロワール地方において、ソミュールと並ぶ赤ワインの主要産地として有名なシノンで、1820年から家族代々ブドウ栽培を営むグロボア家。創立者のルネ・グロボアから7代目になるニコラが、2005年から当主となっています。
ドメーヌは、ロワール河の支流、ヴィエンヌ川沿いに位置するシノンから約10km川上のプレソワール村にあります。所有する9haのブドウ畑は、川から上部の森へと連なる南向きの斜面にあり、とても優れた日照条件と水はけの良さが特徴です。
蔵は15世紀に建てられた要塞の建物を改装して住居兼醸造所としています。フランス革命後に行われた耕地分割や整理統合の影響を受けなかったため、ブドウ畑はひとかたまりのまま蔵に隣接しています。
ブドウ栽培農家として長い歴史を持つ家に育ったニコラは、家業を継ぐことは当然のことと思いながらも、大学卒業後すぐに実家に戻るには漠然とした抵抗感がありました。それは、「シノンのワイン」というものを明確に捉えきれずにいたからです。
それが理由となってニコラの世界ワイン行脚が始まりました。

1999年、まずは南仏のミネルヴォアにある30haのブドウ畑を持つドメーヌで、高貴なシラー、難しいムールヴェドル、そしてグルナシュ、樹齢の古いカリニャンなど南仏の品種を体験しました。
「世界のワインを知りたい。」南仏で2年働いたニコラは世界に羽ばたきます。
チリのマイポヴァレーを皮切りに、オレゴンの2つのワイナリーで働いた時、最新技術によるテスト結果をワイン造りの現場にフィードバックする体制と、オープンなアングロサクソン人の姿勢に多くのことを学びました。(もしシノンに帰らなければ、オレゴンに住もうと思ったくらい強く惹かれた場所だそうです)

オーストラリアのハンターヴァレーで、凝縮感がありアルコールが高く、インパクトの強いワインに触れて、世界のワインの多様性という観念を理解できました。それぞれのワインは、ブドウが育った土地と人柄に似るんだ、ということがはっきり分かったのです。
最後の海外研修となったニュージーランドでは、ハンターヴァレーとは逆に、冷涼な天候の元で育つピノ・ノワールによるワイン造りを通して、気候風土を活かしたワインを造れば良いのだと気づきました。同時に、自分の家族はなんて素晴らしいブドウ畑を守ってきたのかを自覚したのです。
ニコラは、2005年の春、ニュージーランドでの仕込みを終えて家族が待つ故郷に戻りました。



●栽培・醸造
表土の下は「テュフォー」または「ミラルジュ」と呼ばれる石灰質の岩盤がソミュールから続いており、その上を粘土質や珪質土壌の層が覆っています。その深さは丘の上部で30cm、下部で1.5mほどです。
9haのブドウ畑は13に区切られていますが、昔の人は区画を分ける際に、傾き加減などとともに、地質によってブドウの生育が異なるため、作業内容と効率を考慮して分けたことがうかがわれます。

グロボアで育てるブドウは全てカベルネ・フランです。
蔵に戻ってニコラが初めに取り掛かったことは、収量の低減です。味がのったブドウを育てられるよ35hl/haを目標として、全区画を徹底して冬の剪定と果実の間引きをしました。翌年は、樹齢や地質が違えば当然樹勢も違うため、前年の結果を参考に樹の状態を見ながらブドウの量を調整し始めました。



「樹を見て聞き、手でブドウと話す」
ブドウ畑に出ると、樹一本一本の樹勢を見てまわり、生育状況を徐々に把握できるようになりましたブドウは健康か、それともいつもと違って調子が悪いのか。それに応じて仕事内容が変わります。7月に行う間引きも、樹勢や枝振りを判断してブドウがきちんと熟してくれるように考えながら行います。(平均25~30%のブドウを切り落とす)
「手で話す」という意味は、手作業で樹の面倒をみるということです。2007年から除草剤や防虫剤といった合成化学物質による農薬をやめました。ブドウ自体が生育のバランスを取ることができれば、樹は健康に育ってくれ、ひ弱でなくなる。地中の成分をしっかりと吸い上げて優れたブドウが成熟するのです。

2008年は、両親の支持と仲間のヴィニュロングループの協力によって、手摘み収穫をすることができました。結果は目覚しい品質アップとなり、以後全てのキュヴェを手で収穫しています。その上、ブドウの温度が上がらないように、収穫は午前中の早い時間だけに限定しています(12~14℃)。 
2009年の良好な結果をもとにして、より良いブドウ作りを目指して「ビオディナミ農業」を考えています。現在ビオロジックの認定団体「エコセール」に申請中です。

Vins

〇Cuisine de ma mere(キュイジーヌ・ド・マ・メール) 2010 AOCシノン  
品種カベルネ・フラン100% 
 
土壌・栽培
クラヴァン・レ・コトー村の平地部分にある2.0haの畑。樹齢:12年。
他のキュヴェより粘土をやや多く含んだ砂が混ざる土壌。
ビオディナミの認証「デメテール」に申請中で、2012年に取得予定。

手摘み収穫してぶどうが潰れないようにプラスティックケースに入れて運搬。
収量:約45hl/ha

醸造・熟成
カベルネの野菜っぽさを出さないように、原料ブドウの50%はすぐに圧搾し、残りは除梗後、セニエ方式にしてマセラシオンを長くしないように注意した。

3日間プレフェルマンタシオン。
天然酵母によるアルコール発酵は15日。
タンクで8ヶ月熟成。

ワインの特徴
若木のブドウを使い、カベルネ特有のベジタルのニュアンスが出ないように、マセラシオンの仕方を工夫した。アルコール度が11.5%と少し低く、フルーティーな味わい。

ワイン名は「母の手料理」という意味で、日常的に飲んでもらえるような身近なワインであってほしい。そして、心のこもった母の手料理と一緒に楽しんでほしい、という気持ちが込められている。


〇Gabare (ギャバール)2009 AOC シノン  
カベルネ・フラン 100%  

土壌・栽培
砂が混ざる粘土質土壌。4.5haの畑は斜面の中腹にあり、素晴らしい日照量を得られる。
樹齢:平均40年。手摘み収穫してぶどうが潰れないようにプラスティックケースに入れて運搬。収量:約40hl/ha

醸造・熟成
除梗を100%してセメント槽に投入。2、3日間12~14℃にてプレフェルマンタシオン。天然酵母によるアルコール発酵とマセラシオンを含めて15日。2日に1回のピジャージュは、とても優しく細心の注意をはらって行う。その感覚を例えるなら「手の平でマッサージ」するかのよう。タンクで12ヶ月熟成。
SO2は発酵中には使用せず、翌年の6月以降、熟成庫の気温が10℃を超える時期が来ると少量添加する。ビン詰め時は分析結果によって加える場合もある。

ワインの特徴
カベルネ・フランの青っぽさがワインに移らないように、完熟したブドウを収穫することを特に注意する。また100%除梗し、丁寧なピジャージュをするのもカベルネのネガティヴなニュアンスを避けるため。

ギャバールは、生産量全体の50%を占める主力ワイン。
キュヴェ名は、「貨物運送船」。昔、ワインを運搬するのは、河川を行きかう貨物運送船だった。現在あるワイン産業の発展は、貨物船の労働者のお陰だからと、感謝の気持ちをこめて名付けた。





〇Clos du Noyer (クロ・デュ・ノワイエ) 2009 AOC シノン  
カベルネ・フラン100%  

土壌・栽培
砂が混ざる粘土質土壌。「ギャバール」の区画より表土が浅い。斜面の高い部分に位置する1.2haの畑は、南向きで最高の日照量を得られる。
樹齢:25~60年。手摘み収穫してぶどうが潰れないようにプラスティックケースに入れて運搬。収量:約30hl/ha

醸造・熟成
除梗を100%してセメント槽に投入。3日間プレフェルマンタシオン。天然酵母によるアルコール発酵とマセラシオンを含めて15日。ピジャージュは「ギャバール」同様、細心の注意をはらって実施。タンクで12ヶ月熟成。SO2の仕様は「ギャバール」と同じ。

ワインの特徴
「Noyer」とはクルミの木。ブドウ畑のそばにそびえるクルミの木が区画名になった。秋のブドウ収穫の後にクルミも採れる。石灰質の岩盤「テュフォー」によるミネラル分がワインに表れていて、背骨のように筋が通って、味わいにまとまりが出る。きめの細かいタンニンがとても心地よく、深く繊細な余韻を持ったワイン。


〇Vieilles Vignes(ヴィエイユ・ヴィーニュ) 2009 AOCシノン  
品種カベルネ・フラン100%  

土壌・栽培
砂が混ざる粘土質土壌。「クロ・デュ・ノワイエ」同様に表土が浅い。
樹齢90年を越える0.6haの区画。
斜面の高い部分に位置し、南向きで最高の日照量を得られる。

手摘み収穫してぶどうが潰れないようにプラスティックケースに入れて運搬。
収量:約30hl/ha

醸造・熟成
ブドウを100%除梗して、ベルトコンベアーの選果台を使い粒選りの選別をする。
セメント槽に投入し、2、3日間プレフェルマンタシオン。
天然酵母によるアルコール発酵とマセラシオンを含めて13日。
「クロ・デュ・ノワイエ」より少しマセラシオンを控える。ピジャージュは細心の注意をはらって行う。
果実の風味を残すためタンクで12ヶ月熟成。

SO2は発酵中には使用せず、翌年の6月以降、熟成庫の気温が10℃を超える時期が来ると少量添加する。ビン詰め時は分析結果によって必要なら加える場合もある。

ワインの特徴
ビン詰め後、若いうちはしっかりとした骨格が優位だが、少し熟成すると、横幅があって奥深い味わいに変わっていく。2009年はブドウが完熟したため、溢れるような赤い果実の風味があり、素晴らしくリッチな味わい。 ポテンシャルがとても高く、熟成が楽しみ。


パリのショップ&レストランでの取り扱い:
•トリアノン・パラス
•ホテル・マンダリン *1
•トロワグロ(ブティック)
•プティ・リッシュ *2
•カーヴ・パンテオン
•クデュボン *3
•ル・ガルド・ローブ
•クリュ・エ・デクヴェルト ほか合計50店

*1:2011年6月オープン予定。ギャバールとクロ・デュ・ノワイエを取扱い。
*2:オペラ界隈で130年の歴史をもつ風格あるクラシックレストラン。
*3:老舗ビストロ「シェ・ラミュロー」のオーナーが経営。

# by w-inc | 2011-05-22 13:46 | Vin
Les Compères 相棒という名のワイン
Philippe Bouvret & Jean-François Ganevat
フィリップ・ブーヴレ  & ジャン=フランソワ・ガヌヴァ

Les Compères 2005 (レ・コンペール) AOCコート・デュ・ジュラ(白)    

品種シャルドネ100%


アルボアから南西約30kmの「ロタリエ」村近くにある1haの区画。
樹齢:約25年。手摘み収穫、収量:35hl/ha。

醸造・熟成
ブルゴーニュの木樽(228L)の古樽(7~10年)でアルコール発酵。天然酵母による自然な発酵。発酵と熟成をあわせて18ヶ月、細かな澱と一緒にした「シュールリー」の状態で複雑さを引き出しながら熟成。期間中、一度澱引きを行った。
熟成が終わると軽いフィルターをかけてビン詰め。SO2は圧搾後の果汁への添加と、ビン詰め時に少量使用。

コメント
Poligny(ポリニ)にある、コンテチーズで有名なチーズ屋&ワインショップのオーナー フィリップ・ブーヴレ氏がコート・ド・ジュラ最良の造り手の一人と呼び声の高い ジャン・フランソワ・ガヌヴァに醸造を依頼して仕上げたコラボレーション・ワイン。二人共同で作ったことにちなんで「Les Compères=相棒」と名付けた。

優れた品質だった2005年のブドウを厳選して醸造。2005年以降、納得のいくブドウが得られないため、その後のヴィンテージは生産されていない。造り手は、「ネゴスワインのため、栽培やぶどうの出所、醸造方法はあまり触れたくない」と言っておりますが、ワインは文句なしの出来栄えです。今回は、造り手の蔵元で熟成されたワインのオファーがあり、在庫を全部いただきました。

非常に暑かった2005年ですが、フレッシュさがきれいに残っており、この産地らしいミネラル感が豊かな風味と溶けあって、今まさに飲み頃。安定感もあり、数日かけてby the glassでも良さそうです。コンテチーズにも合いそうですね。貴重な飲み頃のジュラ・ワインはいかがですか~?
# by w-inc | 2011-05-10 11:38 | Vin
Cyril Zangs
Cidre 2 Table
Cyril Zangs
8 rue de la gare
14100 Glos


Caen(カーン)の東 約40km、カルヴァドス県 Lisieux(リジュー)に程近い村に本拠地を持つ Cyril Zangs(シリル・ザンク)。シードルのスペシャリストです。

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THE FRUIT (果実)
The Essentiel Raw Material (必要不可欠な原材料)

シリル・ザンクの果樹園では、甘味・苦甘味・苦味・ほんのりとした酸味やすっぱさ・・・、それぞれ固有の風味を持った15種ものリンゴが育てられています。樹齢15~60年のリンゴの樹になった果実は、10月初旬~12月中旬ころ、ちょうど熟したときに収穫されます。地面にはカンバスシートが敷かれ、果実を痛めないように、そして清潔さを保って収穫します。リンゴは、品種ごとに分けられ、最大25kgまで入る網の袋に入れて蔵に運ばれます。蔵では、約6週間ほど、さらに熟す期間が設けられます。その後、味わいのベスト・バランスを生み出すように果実を分け、次の工程=リンゴをすりつぶす工程に移ります。


THE JUICE (果汁)
The Magic of the Fermentation Process(醸造工程の神秘)

グラインダーでリンゴを細かい粉末状にした後、木製プレスで圧搾します。得られる琥珀色のリンゴ果汁は、密度1057~1065。それからステンレススチールタンク内で天然酵母によって発酵が始まります。数回の澱引きを行い、5,6ヶ月経った後、シードルは、フィルターなし・最大でも20mg/lのSO2量でビン詰めされます。そして発泡性が出てくるまで2,3ヶ月水平に寝かせて保管されます。


THE BOTTLE (ボトルの最終作業)
The Pleasure of Opening a Bottle (抜栓する楽しみ)

その後、ボトルは、ピュピートルで数週間ルミアージュ(瓶を少しずつ回して、繊細な風味や泡を整えつつ、澱をビンの口元に集める作業)を経て、デゴルジュマン(抜栓し澱を飛ばす作業)に移ります。
デゴルジュマンで減った分は、同じときにデゴルジュされた同一のシードルが加えられます。その他の添加物は全く用いません。
そしてシードルのボトルは、再び王冠でフタをされ、洗浄・ラベル貼りを経て完成品となります。あとは適温(少しだけ冷やし目)で、食中酒またはアペリティフとして、このヴィンテージのシードルを開けるだけです! Santé!!


ラインナップ
Cidre 2009 Brut (未入荷)

Cidre 2009 XS  [写真左]
(Extra-Dry, サンスフル)
甘味を感じさせない辛口の仕上げ。少し温度を上げて食中酒としてどうぞ。和の食卓でもいけますよ。

Cidre 2009 This Side® Up [写真右]
シードル ディス・サイダー・アップ
シリルが特に大事にしている単一区画のリンゴで仕込んだシードル。極少量生産。



おまけ
# by w-inc | 2011-05-05 12:58 | Vin
いつもの



春が来たなあと油断しているうちに、「いつもの」告知をするのを忘れてました...


乙なワイン、入荷してます!!


・・・資料間に合ってなくてすみません!
それから、売り切れてたらゴメンナサイ!

Cheers!!
# by w-inc | 2011-05-05 10:19 | W
Hausherr

Hubert et Heidi HAUSHERR
ユベール・エ・エイディ・オシェール
産地:アルザス地方 エギスハイム

「もうひとつの個性」
「リューディ(区画)ごとのワイン」

●蔵元 
コルマールの近くの村、エギスハイムで何代にも渡り家族経営されてきたドメーヌ。現当主ユベール・オシェールの祖祖父の代は、ブドウを栽培し、ワイン造りも行っていました。そして当時の多くの農家と同様に、穀物作りや家畜を育てる複合農業を営んでいました。農場を引き継いだ祖父セレストは、第二次世界大戦の後、ワイン販売が困難になったためワイン造りをあきらめ、栽培したブドウを協同組合に出荷するようになりました。

父、ベルナールの代に蔵は大きくなり、1984年にユベールが、その2年後には弟が父を手伝うようになりました。協同組合での経営は順調でしたが、ユベールは、丹念に育てたブドウがその良さを表現することなくワインになってしまうことに欲求不満を感じだしました。「何か違う」 「自分が育てたブドウでワインをつくってみたい」 この願望がいよいよ強くなって、1999年に自然派ワインの蔵元から専門知識を教わり、自分たちが思い描くワイン造りを確信しました。

そして2000年に、ついに妻のエイディと組合を離れて自社で醸造からビン詰めまですることを決断したのです。しかしユベールの弟は協同組合に残ることを選んだため、この蔵は2つに分割されました。

ユベール夫妻は4haの畑を引き継ぎましたが、農機具が全くなくなってしまいました。二人はこのハンデを契機にして、テロワールを尊重したブドウ栽培をするために化学物質を一切使わない農業を選択し、手作業によるブドウ栽培を始めました。それは祖父の時代には当たり前の農業でしたが、近代化された現代では“奇妙な”方法だと思われています。

「生きた土作り」をするには、馬で耕す方が良いと思い、請負業者に頼んでいましたが、定期的な耕作ができない不便さがありました。そこで土を固めないようにと小型の耕運機を購入して4年ほど過ぎたころ、やっと一頭の馬(スキッピー)を入手することができました。それ以来、自分たちで馬と一緒に耕作しています。

2000年に実家のすぐ隣にある建物を購入して、ワイン醸造所と熟成庫として手を加え、初ヴィンテージを仕込みました。テクニックとしての「醸造技術」は複雑で不自然ということで、昔ながらのワイン造りを目指しました。ブドウを手摘みして、ゆっくりと圧搾した後、天然酵母による発酵に移ります。その後は細かな澱と一緒に、ワイン自体のリズムを尊重した熟成を行うというものです。

しかしワインを造っても誰が買ってくれるのか?顧客を全く持っていない状況で、ワイナリーを興すことはとてつもなく大きな不安がありました。それを乗り越えられたのは、いくつか理由があります。

〇祖父セレストのカーヴに入る機会があったこと。使われなくなった圧搾機や発酵槽などを目の前にして感動。
〇ワインを試飲して、それができた背景を思いめぐらせることに強い興味があったこと。
〇一番大きな理由は、父や弟と共に「いつか自分たちのワインを造りたい」と話していたこと。結局この夢は違う形で実現することに。
〇そしてエイディが収穫のアルバイトに来て出会ったこと。彼女は蔵に残って結婚し、2年後に協同組合から独立しました。


●栽培・醸造
 完成したワインの品質は、原料となるブドウの品質が大きく影響します。優れたワインを造るには品質の高いぶどうを得ることができるか?酸味と糖分、タンニン成分がバランスよく成熟するまで待つことができるのか?という点が大事です。
そのためには収穫量をコントロールしなければなりません。アルザス地方では1ha当たり80hlの収量が認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。


醸造:
少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。
19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を修復し、ゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得る。
以前は、品種ごとのワインを造っていましたが、現在は区画ごとに2,3品種を混ぜたワインがほとんどとなっています。




Vins

Cuvée Sans Pretention (キュヴェ・サン・プレタンション) 2009 AOCアルザス  
品種 ゲヴュルツトラミネール50%、オーセロワ25%、シルヴァネール25%、

エギスハイム村にある標高210m、南~東向きの0,15haの区画。

「エコセール」に2006年に認定されたビオロジック栽培。夫婦が力を合わせて馬で耕す。
(*全てのワインに共通)

泥灰土に石灰と砂岩の砂利が混ざる土壌。樹齢:約35年。手摘み、収量:50hl/ha

ステンレスタンクを使い、カーヴの自然な温度で約3ヶ月かけて、天然酵母による発酵。ステンレスタンクで8カ月の熟成が終わるまではSO2を使わず、補糖や酵素を用いた人為的な介入をしない。ビン詰め時にSO2を少量添加。(*赤以外は、ほぼ同じ醸造工程を辿る)

コメント
数か所の区画のブドウを元にして、フルーティーで気軽に飲めるワインを作る、というのが目的。ワイン名は、そのままずばり「気取らずに」という意味。


Cuvée Aussitot Bue(キュヴェ・オーシト・ビュ) 2009 AOCアルザス  
品種 オーセロワ38%、シルヴァネール38%、ピノ・グリ24%  

エギスハイム村にある、標高200m、東向きでほんの僅かに東に傾斜した区画0.54ha。
砂岩がくだけた土壌が主体。樹齢:約20年。手摘み、収量:47hl/ha

コメント
2009年が初ヴィンテージ。「テロワール」や「品種らしさ」というややこしいことを抜きに、香りが豊かで味わいがあって、気軽に飲めるワインを作りたかった。新鮮な果実やフローラルな香りがあり、酸味のバランスが優れている。ジューシーで口当たりが心地良く飲みやすい。
ワイン名は3つの品種のはじめの文字を組み合わせた。Au(オーセロワ)、Sy(シルヴァネール)、To(トケイ・ピノ・グリ)。「Bue=飲んでしまった」をつけ、「のどの渇きを潤してくれるなー」、と思っているうちに飲み干してしまったという意味を含ませた。2009年のブドウの熟度はとても良く、みずみずしい酸があり、同時にフルーツの香りが豊か。


Sui Generis (スイ・ジェネリ) 2007 AOCアルザス  
品種 ゲヴュルツトラミネール100%

エギスハイム村にある標高220m、南東向きの0,41haの区画。
泥灰土と石灰が混ざる土壌。樹齢:約25年。手摘み、収穫率:40hl/ha

コメント
ゲヴュルツトラミネール1種類で辛口に仕上がったキュヴェ。2005年に同様のワインを作った折、柑橘類を思わせるキリッとした酸味と複雑な風味がとてもよかった。しかしAOCワインとしての規格から外れることが明確なため、VDTにした。きれいに熟したブドウが放つ、溢れるような果実味とVDTとはいえ、その育ちの良さと優れたバランスが素晴らしい。
ワイン名は、「アルザスのゲヴュルツトラミネール」として、「規定されたカテゴリーに収まらない」という意味。(*Sui Generis は、ラテン語で 独特の、ユニークな という意。)


Lieu-dit Altengarten (リューディ・アルテンガルテン) 2009 AOCアルザス  
品種リースリング65%、ゲヴュルツトラミネール35%

エギスハイム村にある「アルテンガルテン」はGC「アイヒベルク」のすぐ下に位置する。標高220m、南東向きに傾斜した0.48haの区画。泥灰土と石灰が混ざる土壌。樹齢:約30年。手摘み、収量:49hl/ha

コメント
2009年が初ヴィンテージ。風味がしっかりとあり、バランスが良く、品質が高いワインを目指した。香りに広がりがあって豊か、しっかりとした酸があるが、口当たりがとても良い。「アルテンガルテン」の名前は、「古い庭」「標高の高い場所」という意味を持つ。


Lieu-dit Sunngass (リューディ・スンガス) 2009 AOCアルザス  
品種リースリング70%、ピノ・グリ30%

エギスハイム村にある「スンガス」。標高250m、北西向きに傾斜した1.09haの区画。
泥灰土と砂岩が混ざる土壌。樹齢:約35年。手摘み、収穫率:41hl/ha

コメント
コンセプトはアルテンガルテンと同じ。スンガスの2つの区画に育つブドウ2品種を混ぜて作った。夏の間、日差しが強く暑かったため、ぶどうの熟度が非常に高い。「スンガス」の名前は、「南側にある小路」という意味。


Cuvée La Colline Céleste (キュヴェ・ラ・コリーヌ・セレスト) 2009 AOCアルザス  
品種ゲヴュルツトラミネール74%、ピノ・グリ15%、リースリング11%

エギスハイム村にあるGC「アイヒベルク」。標高280m、南~南東向きに傾斜した0.96haの区画。泥灰土と石灰が混ざる土壌。樹齢:約40年。手摘み、収量:27hl/ha

コメント
コンセプトはアルテンガルテンと同じ。GCアイヒベルクに育つ3品種を混ぜたためグランクリュを名乗れない。十分な熟度があり、同時にミネラル感と酸味がしっかりとしている。ワイン名は、祖父セレストがこのGCの区画を拡大してくれたことへの敬意と、「アイヒベルク」の由来が「コリーヌ・ド・シェーヌ=コナラの木の丘」から来ていことから名付けた。


Lieu-dit Fronenberg (リューディ・フローネンべルク) 2008 AOCアルザス  
品種ピノ・ノワール100%

エルリシュハイム村のフローネンべルクにある標高240m、南東向きの0,31Haの区画。
泥灰土と石灰が混ざる土壌。樹齢:約10年。手摘み、収穫率:20hl/ha

除梗を100%して、ステンレスタンクを使い、カーヴの自然な温度で約1ヶ月かけて、天然酵母による発酵。ステンレスタンクで10カ月の熟成が終わるまではSO2を使わず、補糖や酵素をしない。熟成中に一度だけバトナージュを行う。ビン詰め時にSO2を少量添加。清澄やろ過を一切しない。

コメント
蔵を創立した2000年にピノ・ノワールを植樹する機会に恵まれた。2008年はやや過熟気味に熟したにもかかわらず、フレッシュな活き活きした酸味が存在する。ノンフィルターのため濁っているがじわじわと広がる味わいがとても豊か。
区画名は、「丸く張り出した丘」という意味で、その名の通り丘は広くゆったりと丸みを帯びている。

Hubert et Heidi
ユベール と エイディ

かわいいラベルは、縁の下の力持ち 娘たちの作品!

おまけ
# by w-inc | 2011-05-04 23:10 | Vin
Sylvain Martinez
Sylvain Martinez
シルヴァン・マルティネズ

産地:ロワール地方、アンジュ地区 

「自然と調和した感覚」
「Vin Artisanal  職人肌の手作りワイン」

●蔵元 
 ロワール西部の都市、アンジェ市から南東約20kmにある小さな村、シュメリエの新しい蔵。シルヴァン・マルティネズは、体格はそれほど大きくないですが、がっしりと逞しく、黒い無精ひげを顔中に生やした34歳。ワイン造り以外については余りしゃべらず、無口で控えめな人柄です。
 農業を営んでいた祖父の後を追いかけて子供時代をすごしたせいで、小さな頃から自然が大好きだったシルヴァンは、早くから農業を目指しましたが、とりわけ懇親性があって深い文化を持つ「ワイン」に惹かれました。ワイン造りの仕事に就き、大小数ヶ所の蔵元で働いて経験を積んでいきました。
 一つの果物が自然の作用によって味わい豊かな飲み物に変わることが、魔法によってできているようで、とても不思議に感じられ、どんどんその世界に引き込まれていきました。
 そして独立するまでの数年間を、ロワールの自然派の重鎮 マーク・アンジェリ、ルネ・モス、オリヴィエ・クザンらの下で働きました。
 最後に働いたのは、馬で耕作する研修を開くほどの腕前を持つ造り手オリヴィエ・クザン。彼はSO2無添加でワインを作っています。彼と共にビオロジックでブドウを育て、馬を操って土を耕す仕事をしながら、自然環境を重んじる農業と共に、SO2無添加でのワインを造りに感銘を受けて、自身のスタイルにとりいれてゆきました。こうして2007年に独立したのです。



●栽培・醸造
 ロワールでは、年によっては夏が涼しくなることがあるため、熟してしっかり味がのったブドウを育てるには、何よりも収穫量を抑えなければいけません。そのことを気にして、最初の2年は冬の剪定を短くしすぎてしまい、収量は極僅かの10hl/haになりました。
 果皮をしっかりと厚くし、ブドウが成熟するまで樹に生らせて待てるのは、ブドウの樹齢と地質にもよりますが、彼の畑であれば30hlくらいまでの収量なら大丈夫です。しかし彼は、何より優先するのは「品質」と考えて、20hlを越えないようにしっかりと剪定しています。
 1株に2枝伸びる仕立てにして、各枝に4芽が出るように、非常に短く剪定します。4月に入り、芽吹きして展葉しはじめると、株の芽欠きや、余分な細枝を一つ残さず取り除きます。
 土を耕すのは、2頭の馬。土を固めないから通気性が保てて、小動物が育ちやすく、生きた土作りに良い影響が出るとのこと。トラクターより仕事のスピードは遅く効率が悪くても構いません。逆にブドウの樹を1本ずつきちんと見ることができるため、木の生育具合が良く分かるのだそうです。そして馬が疲れたら休憩する。馬をいたわる気持ちは、自然を一番に考えて農業をする意識を持たせてくれます。

「馬で耕していると自分が自然に調和したような感覚になります。」と、シルヴァンは語っています。

 とても生産量が少ない蔵ですが、自分にできることを最大限して、美味しいワインを造りたい。飲んで喜んでくれる人が一人でも多くいてくれれば嬉しい、という思いが伝わってきます。

2haのブドウ畑は、1992年からビオロジック農業の認定「カリテフランス」を取得した区画。
80%がシュナン・ブランで、20%がグロロー・ノワールです。
収穫は手摘みで、ブドウがつぶれないように小さなプラスティックケースに入れて運びます。

醸造について:
圧搾機は木製垂直式(手動タイプ)
白ワインは絞った果汁をタンクでデブルバージュ(清澄)した後、古樽に移して天然酵母による発酵。こうすると樽ごとの発酵の遅れが出にくくなります。冬、低温になるとアルコール発酵は中断しますが、清澄度が増します。春になり気温が上がると、発酵が再開します。そうして発酵が終わって、ワインは熟成しながら、もう一度次の冬を越える間に、ワイン中の余分な成分が澱となって自然沈殿します。時間がかかっても、ワイン自体のリズムを尊重してワイン造りをすると、人為的な清澄やろ過をしなくても済みます。

赤ワインは、房ごとタンクに入れて、発酵・マセラシオンさせます。その期間はブドウの成熟具合によって違いますが、およそ15日です。その後、古樽に入れて熟成に移ります。

白・赤ワインとも全ての段階において、木樽の内部を燻蒸する以外、SO2を一切使わずにビン詰めします。当然、「ブドウ以外の物質」を全く添加しないワイン造りをしています。


◎Gazouillis ガズゥイ (2009) ヴァン・ド・フランス  
品種 シュナン・ブラン
土壌 コトー・デュ・レイヨン地区にある畑で、樹齢は7年と20年。粘土質に砂利が混ざる土壌。

収量:20hl/ha

醸造・熟成
木製の垂直式圧搾機から得られる果汁は、濁りが少ない上、手作業で圧力を控えるため、一層きれいになる。古い木樽にて約1年かけて発酵と熟成をさせた後、ガスを残すようにゆっくりとビン詰めして、若干発泡性を残しました。熟成中は、細かな澱と一緒の「シュール・リー」状態にして複雑味を引きだす。SO2は一切無し。清澄・ろ過をせずにビン詰め。

コメント
「Gazouillis」とは「(幼児の)片言、さえずり」という意味を持つ。生まれたてのワインが、話し始めた、成長した嬉しさが込められている。


◎Goutte d’O グット・ドー (2008) ヴァン・ド・フランス  
品種 シュナン・ブラン
土壌 コトー・デュ・レイヨン地区にある畑。樹齢は7年と20年。粘土質に砂利が混ざる土壌。

収穫率:10hl/ha

醸造・熟成
木製の垂直式圧搾機から得られる果汁は、濁りが少ない上、手作業で圧力を控えるため、一層きれいになる。古い木樽にて18ヶ月かけて発酵と熟成をさせた。熟成中は、細かな澱と一緒の「シュール・リー」状態にして複雑味を引きだす。SO2は一切無し。清澄・ろ過をせずにビン詰め。

コメント
ワイン名は、黄金色に美しく輝くさまと、生産量がとても少なく宝石のように大事にしたいと言う思いをこめて。濃厚な果実味があり、力強く、そしてミネラル感がしっかりある。


◎Goutte d’O グット・ドー (2009) ヴァン・ド・フランス  
冬の剪定を2008年よりやや長めにした。品質を第一番に追求するが、収量を下げても品質が無制限に向上するわけではないので、バランスを考えている。収量:25hl/ha

醸造・熟成
古い木樽に入れてから、発酵が2ヶ月ととても長くかかった。寒さが厳しくなった12月に澱引きし、再度木樽に移し替えたことで、荒い澱を除去することができた。その後、熟成が終わるまで樽でゆっくりと熟成。発酵と熟成をあわせて18ヶ月。

2009年の特徴:
乾燥した8月だったが、9月上旬に雨が降り、ブドウの房が育ち最良の状態で成熟した。収穫は晴天の下、健全なブドウを摘み終えた。2008年は収穫時に濃い黄金色になり、干しブドウ状態の粒が混ざる過熟ぎみの成熟だったが、2009年は少し貴腐果が混ざる程度で、全体的に房に張りがあった。きれいな黄金色をしており、シュナン特有のしっかりとした酸味も残った。品質と生産量共に申し分のない素晴らしい年になった。
 
できあがったワインは、熟したブドウが放つ濃厚な果実の香りがあり、優れたバランスが口中に広がる。ボリューム感のある味わい。余韻はフレッシュな酸味が僅かに優位なため、次の一口を飲んで、リッチなアタックを味わいたくなる。


◎Corbeau コルボー (2009) ヴァン・ド・フランス  
品種 グロロー・ノワール  
土壌 コトー・デュ・レイヨン地区の畑。樹齢は30年と80年。石灰質土壌。

収穫率:20hl/ha

醸造・熟成
房ごと「セミ・マセラシオン・カルボニック」の手法で醸造し、フルーティーな果実の香りを表現。古い木樽にて約1年間、澱引きをせず静かに熟成。SO2は一切無し。清澄・ろ過をせずにビン詰め。

コメント
「Corbeau」とはカラスという意味。果皮の色がカラスのように黒いため、地元ではグロローを俗名でこう呼ぶ。逆にカラスのことを「Grolle(グロール)」と呼んでいる。
グロローのほうがカベルネより色が少し薄いのに、カラスと呼ばれるようになったのは、グロローのほうがこの地域に前からあった品種で馴染みが深いからでしょう。


◎Corbeau コルボー (2010) ヴァン・ド・フランス
2010年はグロローが成熟するのに十分な日差しがあり、生産量も安定していた。アルコール発酵がとてもスムーズだったため、発酵中の作業は2009年より短い15日だった。熟成も順調に進んで、翌年の春にビン詰め。よく熟した赤い果実のアロマがあって、細かなタンニンを果実味が包むようなまろやかな味わいが長く続く。

# by w-inc | 2011-05-03 17:47 | Vin
料理通信、BRUTUS
3月の「満月ワインバー@鎌倉惣菜」をお手伝いにいったときの写真が取り上げられていました。


パコリ ジュース、カルディナーリ ニッキオ、アルベルト・テデスキ ピニョレット、リエッシュ ミュールミュールがチラッと。
気になるお店もたくさん載ってマース。
飲食欲アップ必死です!
# by w-inc | 2011-04-19 18:07 | Media
食楽 5月号
食楽 5月号に リエッシュのリースリング シュタインと
ピノ・グリ 星の王子様ラベル が取り上げられました。
好きなお店もたくさん載っています~。

感謝です!
# by w-inc | 2011-04-13 16:38 | Media
近況報告&Wにできること
今年は、年明けから以前ほど出歩かず、自宅に篭って仕事をしていました。

会社の体力がまだ十分でなかったので交通費、飲食費、試飲会費を抑えていたこともあるし、
次の一歩を踏み出すために仕入れに集中し、新規取り扱いの造り手とのやりとりをしていました。

3月初めより新着イタリア便がリリースとなり、イタリアは新規造り手6軒+既存の造り手8軒に。
フランスは、4月中旬 ひそかに(?)期待していただきたい新規造り手5軒がリリースとなります。既存の造り手は、ミシェル・クーヴレーも入れて9軒(リエッシュ、パコリも到着します)。

いつものことですが、ギリギリまで仕入れにつぎ込みました。


W的には、そんな状況の中、東日本大震災が起こりました。
被災地の方々、そして被災地以外でも大きな影響を受けている方々に改めて心よりお見舞い申し上げます。

ニュースに触れる度に、胸が痛み、悔しい思いをしましたが、
被災地で飲食の灯りを絶やさぬよう、がんばっている
仙台 Note 板垣さん と チーム仙台、
盛岡 ヌッフ・デュ・パプ 伊東さん、ベルヴィル 佐々木さん、チーム盛岡。
彼らの行動とハートに敬意を抱きつつ僕にできること、Wにできることは何だろうと考えていました。


募金したくてもお金はない・・・。

・・・でもワインはある。一人分ですが人手もある。
そして、各地に協力してくれそうなお取引先と仲間がいる。(感謝!)
各地に、Wのセレクションを楽しんでいただいている飲み手がいる。(感謝!!)


規模は小さいかも知れないけどWでも被災地と全国の飲食店を応援してゆきたいと思いました。
「他人の心配より、自分の心配しろ!」と言われそうなWですが、
身の丈にあったやり方で応援しようと思っています。


いまのWにできること
Wでは当面、
「ワインの売り上げ1本あたり100円分」を活動費として、チーム東北に差し入れしたり、破損したワインを補填したり、場所は関係なく飲食費に使ったり、こんなときだからこそ食事会・ワイン会・試飲会を積極的に開いたり、そんな風にして、被災地・飲食店・食材の生産者をバックアップしてゆきたいと思っています。

(月間 1800本~3000本の販売 → 18~30万の活動費)


フランス、イタリアの造り手からも 「できることがあったら声をかけてくれ」 とメッセージをもらっています。
12月に一緒に東北ツアーをしてくれた Vinaiota の オータ社長 からのメッセージも参考にさせていただこうと思っています。http://vinaiota.exblog.jp/16069240/


「一緒にこんなことしようよ!」、というアイディアをお持ちの方も Welcome ですよ。

僕らは同じ月を見てる

しっとりと雨に包まれた鎌倉にて。
W 若槻 
090-6006-8725
# by w-inc | 2011-03-21 18:00 | W
Vini Japon 2011 延期のお知らせ
大地震で被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます。

Vini Japon 委員会では、会について検討を続けておりましたが、
今回の Vini Japon 2011 の延期を決定いたしました。

↓ Vini Japon HP リンクです。どうぞご覧ください。
http://www.vini-japon.com/index2.html

W としましては、被災地への応援を含め、自分がやるべきこと、できることを進めてゆこうと思っております。
皆様どうぞよろしくお願いいたします。


p.s.
Vini Japon で W ブースを手伝ってくれる予定だった

鎌倉惣菜 阿部さん (チーム満月ワインバー@鎌倉)
http://souzai-kamakura.cocolog-nifty.com/blog/

Beau Temps 石井さん (チーム満月ワインバー@鎌倉)
http://blog.livedoor.jp/beautempskamakura/

自由が丘 ohanaya 廣田さん
http://www.ohanando.com/home.html

後輩を紹介してくれた下北沢 Restaurant-Manne(マナ) 木邨さん
http://restaurant-manne.jimdo.com/

仙台 Note 板垣さん と チーム仙台の皆さん
http://cocorowine.exblog.jp/

ありがとうございました!
次回、ぜひよろしくお願いします!
# by w-inc | 2011-03-15 10:50 | W
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